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3月の交通事故対策:季節特有のリスクに注意!
意外に3月は交通事故が発生しやすい時期なこと、ご存じでしょうか?
交通事故が発生しやすい原因として、3月は冬から春への季節の移行期で、天候の変化・人の動きの変化によって交通事故が増えやすい時期と考えられています。
これからご紹介するポイントを意識して、安全運転を心がけましょう。
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朝晩の路面凍結に注意
主なリスク
日中は暖かくても、朝晩は気温が低下し、路面が凍結することがあります。
特に橋の上・トンネル出口・山間部は凍りやすいので思わぬスリップ事故に要注意。
対策
・ スタッドレスタイヤを履いていても慎重に運転する。
・ 凍結の可能性がある場所ではスピードを落とし、車間距離を十分に取る。
・ 急ブレーキ・急ハンドルを避ける。
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強風によるハンドル操作ミスを防ぐ
主なリスク
春は風が強く、また突然強風が吹き荒れたりします。特に高速道路・橋の上・トンネルの出入口では思わぬ横風の影響を受けやすいため、風にあおられると、ハンドルを取られたり、バランスを崩したりすることがあるので、車線変更やカーブではハンドルをしっかり握り、風にあおられないようにしましょう。
この時期は季節の変わり目ならではの危険が多いため、余裕を持った運転を心がけることが大切です。
対策
・ ハンドルをしっかり握り、強風が吹きそうな場所ではスピードを控えめに。
・ 突風に備えて、車線変更やカーブでは慎重に操作する。
・ 軽量な車(軽自動車・ワンボックスカー)は特に注意!
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歩行者・自転車の増加に対応
主なリスク
新生活シーズンで歩行者・自転車が増加(特に学生・新社会人)。
進学・転勤・引っ越しシーズンのため、慣れていない道を走る車や初心者ドライバーが増えます。そして、通学のために歩行者や自転車の子どもが増える時期でもあるため、特にスクールゾーンや交差点での安全確認を徹底しましょう。
グーグルマップなどスマホを見ながら歩く「ながら歩行」も多く、飛び出しの危険性が高まります。
また、スクールゾーンの交通事故予防の取り締まりも強化されますので、安全運転を心がけましょう
対策
・横断歩道や交差点ではしっかり減速し、歩行者・自転車の動きを確認する。
・新学期シーズン(3月後半~4月)は特に通学路付近の運転に注意!
・「ながらスマホ」歩行者を見かけたら、クラクションではなく徐行して安全確保する。
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花粉・黄砂・PM2.5による視界不良対策
主なリスク
花粉・黄砂・PM2.5がフロントガラスに付着し、視界が悪くなる。
花粉症の薬を服用すると、眠気が出て判断力が低下する場合も。
花粉や黄砂が多くなる季節のため、フロントガラスが汚れやすく、視界不良を引き起こす可能性があります。こまめにウォッシャー液を補充し、ワイパーの状態をチェックしておきましょう。
花粉症の人は、くしゃみによる瞬間的に起こる集中力低下・視界喪失でハンドル操作を誤る可能性も注意が必要です。
対策
・ワイパーゴムを点検し、ウォッシャー液を補充しておく。
・くしゃみが出そうなときは、あらかじめ速度を落とす。
・花粉症の薬を飲んだときは、眠気が出ないか様子を見てから運転。
・体調不良では運転をしないようにする。
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3月は天候が変わりやすい・雨の日のスリップ・ハイドロプレーニング現象・季節外れの雪の対策
主なリスク
3月は突然の雨が多く、路面が滑りやすい。3月は天気が変わりやすく、急な雨や雪に見舞われることがあります。
雨が降ると、道路にたまった冬の汚れ(塩や砂など)が混ざり、滑りやすくなるため、車間距離を十分に取ることが大切です。
タイヤがすり減っていると、ハイドロプレーニング現象(浮いて制御不能)が起こる。
暖かくなってくると「そろそろ冬タイヤを外そうかな」と思うかもしれませんが、地域によっては3月でも雪が降る可能性があります。「もう雪は降らないだろう」と思って冬タイヤを早めに外すと、急な寒波で雪が降ったときに危険。
天気予報をチェックし、早めに交換しすぎないようにしましょう。
対策
・雨の日はスピードを控えめにし、急ブレーキ・急ハンドルを避ける。
・タイヤの溝を定期的にチェックし、交換が必要なら早めに対応。
・車間距離を普段より長めに取る(目安:通常の1.5倍以上)。
・冬タイヤの交換時期を見極める
まとめ:3月の運転は「変化」に対応するのがカギ!
3月は天候や環境の変化が激しいため、「急なリスク」に備えた運転が重要!
スピードを控えめに、安全確認を徹底し、余裕のある運転を心がけましょう!
先日も、並走していたトラックの荷物が、風にあおられ落下して車にぶつかりけがをされた交通事故の患者様が来院されました。
思ってもみないところで遭遇する交通事故のケガ!
何かありましたらさいたま市の花月接骨院にご相談ください!
自転車と車の交通事故における過失割合
自転車と車の交通事故の過失割合は交通事故の状況によって異なります。
今回は、特に信号機のない交差点や側道でおこる一般的な自転車と車の交通事故の過失割合を記載していきます。
※ただしあくまでも一般的なケースの場合ですので、自転車と車の交通事故の過失割合については、法律家の弁護士さんに速やかにご相談した方が、速やかな解決となります。
信号機のある交差点での交通事故
自転車・車ともに信号を守っていた場合:車が右折や左折時に自転車と衝突した場合、車の方が、過失割合が高くなることが多い(例:車80%・自転車20%)。
自転車が信号無視した場合:自転車の過失が大きくなり、100%に近くなることもある。
信号機のない交差点や側道で起こる自転車と車の交通事故
どちらが優先か、どのような状況で事故が発生したかによって過失割合が決まります。
1.信号のない交差点での事故
自転車と車が交差点で衝突
ポイント! 優先道路を走行していたのはどちらか?
車が優先道路を走行、自転車が一時停止を無視して進入 → 自転車の過失が大きくなり、自転車80%・車20% になることが多い。
自転車が優先道路を走行し、車が側道から進入 → 車の過失が大きく、車70%・自転車30% になることが多い。
どちらも一時停止がない交差点の場合 → 道路幅の広い方が優先となり、狭い道路側の車両の過失が大きくなることが多い。
自転車と車が交差点を直進同士で衝突
ポイント! どちらが先に交差点に進入したか?
先に進入した側の優先が認められることが多い。
同時進入の場合 → 直進車同士でも、左方優先の原則が適用されるため、右側から進入した車(または自転車)の過失が大きくなることが多い。
例)車60%・自転車40% など。
2.側道からの進入による事故
車が側道から本線へ出ようとして自転車と衝突
ポイント! 本線を走る自転車が優先
本線を走行する自転車の方が優先されるため、車の過失が高くなる(車70%・自転車30%)。
ただし、自転車が急な飛び出しをした場合は、自転車の過失が増えることもある。
自転車が側道から本線へ進入し、直進車と衝突
ポイント!本線を走る車が優先
自転車の飛び出しが原因の場合、自転車80%・車20% となることが多い。
車が徐行せずに進入した場合は、車の過失も増える可能性がある。
3.見通しの悪い交差点での事故
ポイント!どちらかが安全確認不足だった場合、その方の過失が大きくなる。
一時停止がある場合 → 停止義務を守らなかった側の過失が高くなる。(例:停止無視の自転車80%・車20%)
お互いに徐行すべき場所で速度を出していた場合 → 過失割合は50%ずつになることもある。
4. 駐車車両との事故
車がドアを開けた際に自転車が衝突
車の過失が大きく、90%以上になることが多い。
5.駐車場から車が出る際に自転車と衝突
車の方の過失が高くなる(例:車70%・自転車30%)。
6. 歩道・車道の出入り時の事故
車が歩道を横切る際に自転車と衝突
車の過失が高くなりやすい(例:車80%・自転車20%)。
ただし、自転車が車道へ急に飛び出した場合
自転車の過失が大きくなる(例:車30%・自転車70%)。
まとめ 信号機のない交差点や側道で起こる自転車と車の交通事故基本ルール
・優先道路にいる方が有利
・左方優先の原則が適用されることがある
・一時停止の義務がある方の過失が大きくなる
・自転車の飛び出しは大きな過失とされやすい
・道路幅も過失割合に影響する
信号のない交差点や側道では、特に「徐行」「一時停止」「安全確認」が重要です。自転車も車も、お互いの動きを予測しながら安全に走行しましょう!
より詳細な情報や具体的なケースについては、専門家や弁護士に相談するのがおすすめです。
信号機のない交差点で、ご自身、お子様(子供の交差点事故)が交通事故でおけがをされた場合、当院での治療ももちろんですが、当院顧問弁護士のよる無料相談も可能です。
お気軽にご相談くださいね。
※弁護士無料相談は、当院にご通院患者様に限ります。
一時停止無視による交差点の交通事故と過失割合
交差点は交通事故が最も多く発生する場所の一つです。その中でも「一時停止無視」による事故は重大な結果を招くことが少なくありません。今回は、一時停止無視による事故の特徴や過失割合、そして事故を防ぐためのポイントについてお話します。
一時停止無視による事故の特徴
一時停止の交差点は、視界が悪い場所や優先道路が設定されている場所が多いです。一時停止を無視すると、思わぬ交通事故が発生します。
例えば、優先道路を走行中の車との出会い頭の事故が典型例です。
歩行者との接触事故は、一時停止線をオーバーすると、視認しにくい交差点だと、歩行者が横断することに気づかず、無視することで接触事故のリスクが高まります。
見通しの悪い交差点は、特に衝突視界が遮られ、一時停止しないと他の車両・自転車・バイク・歩行者との衝突の可能性が急増します。
過失割合の考え方
交通事故における過失割合は、加害者と被害者の行動や状況、判例等をもとに決定されます。一時停止無視の場合、加害者側の過失が高くなる傾向があります。
基本的な過失割合
一時停止無視をした車が加害者である場合、加害者:被害者 = 80:20程度が一般的です。
被害者側が徐行や注意を怠った場合、過失割合が調整されることがあります。
条件による修正要素
過失割合は下記の要素で変動する場合があります
1.被害者側が優先道路を走行していた場合:加害者の過失割合がさらに高くなる。
2.悪天候や夜間で視界が悪い場合:双方の注意義務が発生し、過失割合が修正される可能性がある。
3.信号機が設置されていない場合:信号が設置されていない交差点では、双方の注意義務が増します。
交差点事故では、双方の言い分が食い違うことが多いため、どちらが悪い!を決めるのにもドライブレコーダーの搭載は必須です。
過失割合で揉めないためにも、ドライブレコーダーはつけておくようにしましょう!
一時停止無視による事故を防ぐポイント
事故を防ぐためには、基本的な交通ルールを守ることが最も重要です。一時停止無視による事故を防ぐための意識が大切です。
1.一時停止線で確実に停止する車両の完全停止を徹底し、左右の安全確認をする。
2.徐行ではなく、完全に止まること。
3.見通しの悪い交差点では、一時停止をしても、左右の安全確認を怠ると危険。ゆっくり慎重に発進することが大切。
4.時間に余裕を持つ運転を心がける
5.急いでいても一時停止を怠らないこと。スケジュールに余裕を持つことで、ルールを守る心のゆとりの運転で。
6.標識の確認を徹底するして、一時停止標識を見落とさない
7.交差点付近では特に標識に注意する。
ワンポイントアドバイス
一時停止を確実に守るために「一呼吸おいて考える癖」をつけましょう。一時停止線で止まる際、心の中で「1、2、3」と数えながら安全確認をすると、焦りを防ぎ確実に状況を把握できます。また、車内に「STOP」と書かれた小さなメモを貼っておくなど、自分へのリマインダーを設置するのも効果的です。
まとめ
一時停止無視による交通事故は、ルールを守ることで確実に防ぐことができます。一時停止を守らないと、事故の原因になるだけでなく、自分や他人の命を危険にさらす結果につながります。過失割合が高くなることもあり、経済的な負担・交通事故のむち打ちや打撲のけがによる負担も大きくなります。
安全運転を心がけ、一時停止を習慣づけることで、交差点での事故を防げます。
一時停止のある交差点は、しっかり一時停止をすることで、交通事故のケガをするリスクはかなり無くなります。
皆さん、特に知らない道をドライブするときは、いつも以上に【もしかしたら。。。】の予想注意をして運転してください。
交通事故予防!運転中のストレス管理術のおすすめ方法
日々の通勤や長距離ドライブで、運転は避けられないものです。しかし、渋滞や交通トラブル、周囲の運転マナーが悪いと感じる場面など、運転中にストレスを感じることも多いのではないでしょうか。今回は、運転中のストレスを軽減するための実践的なワンポイントアドバイスをご紹介します。
運転中のストレスが健康に与える影響とは?
運転中のストレスは意外と侮れません。心拍数が上がったり、血圧が上昇したりするだけでなく、集中力が低下することで事故のリスクも高まります。さらに、慢性的なストレスは疲労感やイライラの原因にもなり、心身の健康に悪影響を及ぼします。
自分が安全運転を心がけていても、急な追い越し車両、横道からの突然飛び出してくる車やバイク、歩行者、自転車のふらつきなど、安全を阻害する要因は数え切れません。
自分でも気がつかないうちにストレスは発生、健康に与える影響は様々な心身疲労(自律神経不調等)を引き起こします。
ストレス管理による交通事故予防
運転中のストレスを上手に管理することは、安全運転の鍵となります。
ストレスを抱えたまま運転を続けると、判断力や反応速度が鈍り、交通事故を引き起こしてしまうリスクが高まる可能性があります。一方で、運転中のストレスを軽減することで、冷静な判断と安全な運転を行えるリターンが大きくなります。
下記のワンポイントアドバイスを取り入れることで、交通事故の予防にもつながります。
ぜひ参考にしてみてください。
1.お気に入りの音楽やポッドキャストを楽しむ
心地よい音楽や興味深いポッドキャストを流すことで、リラックスしながら運転できます。穏やかなテンポの音楽は特に効果的です。
2.深呼吸を意識する
渋滞や急な割り込みなどでイライラしたときは、一度深呼吸をしてみましょう。数秒かけて息を吸い、ゆっくり吐くことで気持ちを落ち着けることができます。
3.定期的に休憩を取る
長時間の運転は疲労とストレスの原因になります。1〜2時間に一度はサービスエリアやパーキングエリアで休憩を取り、軽くストレッチをしましょう。
4.計画的なルート選び
渋滞が予想される時間帯や道路を避けるために、運転前にナビや交通情報を確認して計画的なルートを選びましょう。余裕を持ったスケジュールを立てることも大切です。
5.気持ちの切り替えを意識する
他のドライバーの行動に過剰に反応せず、「自分のペースを保つ」ことを心がけましょう。また、些細な出来事は深刻に捉えないように意識すると、気持ちが楽になります。
5.キャンディーやガムなどをたしなむ。
ミント系やハーブ系のキャンディーやガムをたしなみながら運転することにより、
眠気覚ましやリラックス効果が期待できます。
まとめ 交通事故を予防するためにも、快適なドライブのために!
運転中のストレスを完全に無くすことは難しいですが、上記のワンポイントアドバイスの小さな工夫を積み重ねることで、気分を大きく改善することができます。心地よい環境を作り、安全運転を心がけながら、少しでもストレスの少ないドライブを楽しみましょう!ストレス管理を通じて、安全運転を維持し、大切な命を守ることを忘れないでください。
合流での交通事故 車線変更事故・合流地点の事故の過失割合は?
一般道上・高速道路上の車線変更事故の過失割合など、自動車同士の交通事故
今回はその1つが車線変更・合流地点による事故について記載していきたいと思います。
よくある典型的な交通事故ですが、車線変更をしようとした車が車線を越えたところに、直進してきた後方車が突っ込んで事故があります。同じ四輪車同士の車線変更に伴う交通事故であっても、車線変更禁止の道路で車線変更をした、スピード違反をしていた、その他の事情によって過失割合はもちろん変化しますが、
一般道路における車線変更事故の過失割合は、
車線変更事故の過失割合は70対30が基本とされています。
その過失割合の修正要素として
(1)ウインカーを出さず車線変更
(2)車線変更禁止場所で車線変更
(3)スピード違反
(4)初心者マーク
(5)著しい過失や重過失
などがあります。
一般道における車線変更事故の基本の過失割合の考え方は、
車線変更事故の過失割合は70対30が基本!
一般道路で車線変更をした前方車(B)
後方を直進してきた後方車(A)
が衝突した場合
基本の過失割合は「後方車(A):前方車(B)=30%:70%」となります。
進路変更は事故を起こす可能性がある運転行動なので、道路交通法では、『みだりに進路変更してはならない』を規定しています。そして、進路変更後の進路の後続車は、『速度・方向を急に変更させるおそれがある時、進路変更をしてはならない』規定があります。
進路変更をする時は、周囲に十分に注意し、後続車の進行の妨げにならないようにするという注意義務が法律としてあります。なので前方車(A)に重い責任として70%の過失が認定されるということになります。
一方、追突した後続の車両にも30%の過失が発生してしまいます。
十分に前方に注意していれば、先行車の車線変更に対応できたにも関わらず、十分に前方に注意していなかったことについて、過失30%が認定させてしまいます。
簡単に解釈すると前方不注意という事ですね。
過失割合は変化するの?
交通事故にもいろいろな要素が加味されて過失割合が変動していきます。
その交通事故ごとに生じる事情によって、過失割合は70対30から変動していく可能性があるという事ですのでこれも注意していきたいポイントとなります。
その過失割合に疑問を感じた場合は、自分であれこれ悩むよりも、修正要素ポイントがたくさん考えれる場合、弁護士の専門知識の力をお願いするのが良いと思います。
高速道路の交通事故の過失割合
車線変更は高速道路上では大事故になる危険を伴うこともあります。
高速道路における車線変更事故の過失割合も少し記載しておきます。
- 車線変更事
- 故加速車線から本線車線へ合流した時に生じる事故の過失割合
走行車線から追越車線に進路変更した場合
高速道路で走行車線から車線変更をした前方車(B)
追越車線を後方から直進してきた後方車(A)
が衝突した場合
基本の過失割合は「後方車(A):前方車(B)=20%:80%」
※修正要素あり
一般道同じく、後方から来る車に対して、直進車の速度・方向を急に変更させるおそれがあるような車線変更は道路交通法で禁止されています。
追越車線から走行車線に進路変更等した場合
高速道路で追越車線から車線変更・片側3車線以上の道路で走行車線から走行車線に車線変更したりした前方車(B)
後方から直進してきた後方車(A)
が衝突した場合、
基本の過失割合は「後方車(A):前方車(B)=30%:70%」
※修正要素あり
一般道同じく、後方から来る車に対して、直進車の速度・方向を急に変更させるおそれがあるような車線変更は道路交通法で禁止されています。
合流地点の場合
加速車線から高速道路の本線に合流してきた合流車(B)
本線を直進してきた本線車(A)
が衝突した場合、
基本の過失割合は「本線車(A):合流車(B)=30%:70%」
※修正要素あり
合流車の基本の過失割合が大きい理由は、道路交通法で高速道路の本線を走行する車両が優先されています。本線車の走行を妨げるような低速での合流や、加速車線からいきなり合流することはしてはいけないとされています。
車線変更事故・合流事故を防ぐためには?
『ファスナー合流を心がける』『意味のない車線変更をしない』
ファスナー合流で、規則正しく 1 台ずつ交互に(ファスナーのように)合流していくと、加速車線のいたるところで合流するよりも、交通の流れが良くなり、渋滞対策に有効、なにより交通事故予防対策になると思います。
混んでいるからと、むやみに車線変更をしない事も大切です。
年末の交通事故が多発する期間です。車を運転される方は、車線変更事故・合流事故に気をつけてくだいね。
飲酒自転車運転! 2024年法改正で厳しくなる罰則
「お酒を飲んでしまったけど、ついつい自転車で帰りたくなった」
「泥酔していないから、自転車に乗って帰っても問題ないだろう」
「お酒を飲んだけど、車に乗るわけじゃないから自転車くらいなら大丈夫だろう」
令和6年11月1日からは。。。。
お酒を飲んだあとに自転車を運転すると、懲役・罰金となります。
自転車の飲酒運転は「知らなかった」では済まされません。
自転車の飲酒運転は道路交通法に違反となります。
(酒気帯び運転等の禁止)
第六十五条 何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。
自転車は軽車両として規制の対象となります。。
自転車の飲酒運転の罰則について確認
これまでは「酒酔い運転」のみが対象
道路交通法では、飲酒運転は「酒酔い運転」と「酒気帯び運転」の2種類に分類されており、それぞれ飲酒の程度と罰則が異なります。
酒酔い運転
アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態(道路交通法第117条の2第1号)
5年以下の懲役又は100万円以下の罰金(道路交通法第117条の2第1号)
酒気帯び運転
呼気中アルコール濃度が1リットルあたり0.15mg以上、又は血液1ml中0.3mg以上含まれる状態(道路交通法117条の2の2第3号、道路交通法施行令第44条の3)
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金(道路交通法第117条の2の2第3号)
何が違うの?ポイント!
2024年10月時点の道路交通法の規定では、酒酔い運転の罰則対象は「車両等」と規定されていますが、酒気帯び運転の罰則対象は「車両等(軽車両を除く)」と規定されていました。そのため、自転車は酒酔い運転の罰則対象となりますが、酒気帯び運転の罰則対象とはなっていませんでした。
今回の法改正とは?
2024年11月1日より自転車『軽車両』が「酒気帯び運転」でも対象になりました
変更前
第六十五条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等(軽車両を除く。次号において同じ。)を運転した者で、その運転をした場合において身体に政令で定める程度以上にアルコールを保有する状態にあったもの
変更後
第六十五条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等(自転車以外の軽車両を除く。次号において同じ。)を運転した者で、その運転をした場合において身体に政令で定める程度以上にアルコールを保有する状態にあったもの
改正後は、酒気帯び運転の罰則対象から自転車が除外されないことから、自転車も酒気帯び運転の対象となりました。
今後は、お酒を飲んだ量や泥酔の程度にかかわらず、罰則の対象となることを覚えておきましょう。
特に、刑事法が改正されてすぐのタイミングは、世の中へ周知するためにも捜査機関も頑張って検挙することが多い印象です。実際ニュースサイトでも検挙が全国で何人目というのがニュースになっています。立法事実があってせっかく改正したのですからそのような運用があることもやむを得ない面があります。
とつぜん検挙されて報道されてしまった人は気の毒ですが、日頃から法改正のニュースはよく読んでおくとよいと思います。
こちらも要注意!
自転車を貸した人、酒類を提供した人も罰則の対象
法改正により、自転車の酒気帯び運転を幇助した人にも罰則が適用されることになったので、注意が必要です。
自転車を貸した人・酒類を提供した人、それぞれに課せられる罰則があります。
酒気帯び運転者に対して自転車を提供(貸)した人、酒類を提供した人
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
酒気帯び運転者に対して酒類を提供した、又は酒気を帯びている自転車に同乗した人
2年以下の懲役又は30万円以下の罰金
飲酒運転など違反行為を繰り返すと講習制度の対象に!
改正道路交通法は、飲酒運転に関する罰則のほかにも、いくつか新たなルールを設けられました。
新たなルールの一つとして、自動車運転講習の義務付けに関する規定が新設
具自転車の酒気帯び運転を含む15種類の危険行為を3年以内に2回以上した人は、自転車運転者講習の受講が義務となりました。
その自転車運転者講習の受講を怠ると、5万円以下の罰金に処されます。
自転車の飲酒運転違反で、自動車運転免許が取り消しとなる可能性も!
自転車には運転免許はありません。なので自転車で飲酒運転をおこなっても自動車運転免許の違反加点事由とはなりません。
しかし、自動車運転免許を保持している対象者は、自転車の飲酒運転が悪質な場合、公安委員会の判断によって自動車運転の免許停止又は免許取消の処分になる可能性があるとのことです。
自転車の手押しは、飲酒運転の処罰対象?
飲酒後であっても、自転車に乗らずに手押しで歩いていれば、車両を運転しているとはみなされず、歩行者として扱われるので、道路交通法違反とはなりません。
自転車を手押しする時も、またがったりしていると手押しとはならないとされる可能性がありますので注意して下さい。
まとめ
つい気が緩んで「少し酔ったくらいなら大丈夫だろう」と油断してしまいがちですが、一歩間違えれば重大な事故を引き起こすおそれもあります。
事故を起こしてしまってからでは遅いです。
お酒を飲んだなら、安全には十分に気をつけたうえで、自転車を手押し必須!で帰りましょう!自転車を置いたままにする時は放置自転車にならないように!

子供の交通事故発生件数
警察庁のデータによると、交通事故全体の中で子供が関与する事故は依然として高い割合を占めており、毎年数千件以上の事故が報告されています。特に小学生から中学生にかけての年齢層が最も事故に遭いやすいことが指摘されており、自転車や歩行者としての事故が大半を占めます。
こうした事故は、保護者にとって大きな不安要素となります。安全教育が進んでいるものの、子供たちはまだ判断力や注意力が未熟なため、交通ルールを守りきれなかったり、周囲の危険に気づかないことが多いです。また、急な飛び出しや自転車での転倒など、予測が難しい事故も多く発生しています。
また、子供なので、車とぶつかったりした場合、悪くないのにもかかわらず『自分が悪い!』と感じてしまい、接触車の運転手が『大丈夫?怪我無い?気をつけてね』だけでそのまま立ち去ってしまう事もあります。このようなケースの場合、後日でも警察に必ず相談するが大切な事と覚えておきましょう。
花月接骨院では、そのような子供が交通事故に遭った時の早期対応が非常に重要と考えています。事故直後には症状が軽く見える場合でも、時間が経過するにつれて痛みや体の不調が現れることがあります。そのため、事故後は速やかに接骨院での診察や治療を受けることをお勧めします。
子供の交通事故で使用できる保険
交通事故に遭った場合、適切な治療を受けるためには、保険を有効に活用することが重要です。子供の交通事故に関連する保険には、いくつかの種類がありますので、それぞれの特徴をご紹介します。
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- 1.自賠責保険(強制保険)
自賠責保険は、車両を所有するすべての人が加入しなければならない強制保険です。交通事故により怪我を負った場合、自賠責保険が適用され、被害者には一定の医療費や慰謝料が支払われます。ただし、自賠責保険には限度額があるため、重篤な場合や長期の治療が必要な場合にはカバーしきれないことがあります。
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- 2.任意保険
加害者側が任意保険に加入している場合、こちらの保険で医療費や治療費がさらに補填されます。任意保険は自賠責保険よりも範囲が広く、被害者にとって非常に重要な保険です。加害者が任意保険に加入していない場合、弁護士に相談し損害賠償請求の手続きが必要となることがあります。
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- 3.傷害保険
傷害保険は、子供が交通事故に巻き込まれた場合の医療費や治療費をカバーすることができます。子供自身が契約者として加入している場合、事故による治療費や入院費用、手術費用などが支給されます。傷害保険の補償内容は契約内容に依存するため、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。
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- 4.学校での災害共済給付制度
学校で発生した事故や登下校中の交通事故については、学校の災害共済給付制度が適用される場合があります。この制度では、一定の治療費や入院費が支給されますが、全ての事故に適用されるわけではないため、学校や保険会社に詳細を確認する必要があります。
花月接骨院では、保険の適用についても丁寧にサポート!どの保険が使用できるか、手続き方法や必要書類の確認など、患者様がスムーズに治療を受けられるようお手伝いします。
接骨院でできる治療について
子供が交通事故に遭った場合、接骨院での早期治療が非常に重要です。交通事故による衝撃や負傷は、外見上は軽度に見えても、骨や筋肉、神経にダメージを与えていることが多いため、放置すると後に深刻な症状に発展する可能性があります。
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- 1.外傷の治療
交通事故で直接的に負った外傷(打撲や捻挫など)の治療はもちろん、筋肉や靭帯の損傷に対しても早期のアプローチが必要です。花月接骨院では、子供の成長段階に合わせた優しい施術を行い、骨や筋肉の回復を促進、痛みを早くなくしていきます。
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- 2.姿勢やバランスの調整
交通事故による衝撃で体のバランスが崩れ、姿勢が悪くなったり関節の可動域が制限されることがあります。特に子供は成長期にあるため、早期に適切な治療を受けないと将来的な体の歪みや痛みにつながる可能性があります。当院では、骨格矯正や筋肉のバランス調整を通じて、体の自然な動きを取り戻すサポートも行います。
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- 3.リハビリテーション
事故後の回復には、リハビリが重要です。花月接骨院では、交通事故後のリハビリプランを個別に作成し、筋力強化や柔軟性向上、神経機能の回復を目指したトレーニングを提供しています。子供が楽しくリハビリに取り組めるよう、優しいサポートを心がけています。
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- 4.早期の痛みの緩和
交通事故による痛みは、時間が経過すると慢性化することが多いです。早期に適切な治療を行うことで、痛みを緩和し、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。当院では、手技や電気療法などを組み合わせ、痛みの原因にアプローチする治療を提供します。

なにかありましたらお気軽にご相談下さい
2024秋の全国交通安全運動のお知らせ
全国交通安全運動は、日本における毎年の重要な啓発キャンペーンで、交通事故防止を目的としています。通常、春と秋に行われ、期間中には全国各地で様々な取り組みが実施されていることは、皆さんもご存じですよね?
近年の主な目的として、
子どもと高齢者の交通事故防止・飲酒運転の撲滅・歩行者・自転車の安全確保・横断歩道での歩行者優先・適切な自転車運転の指導が強化されます。
024年の全国交通安全運動は、
春の運動は、新年度を迎えた子どもの登下校時の安全対策が重視
秋の運動は、日が短くなる季節に合わせて反射材の着用推奨
などがテーマになります。
各地域では、地元警察や自治体等が参加中心となり、交通ルールの啓発活動や安全講習会が実施されています。
車を運転する我々は、交通安全運動期間であっても、期間中でなくても、交通事故を起こさないように、常に安全運転を心がけていきましょう
追突事故とは?
前方の車に後方から来た車が追突すること
8月は帰省や旅行で道路が混雑し、交通事故が多い月です。混雑渋滞から起こる追突事故の危険が高くなります。自動車事故で最も多く 追突事故の原因は、「脇見運転をしていた」「ボーっとしていた」など、うっかりして追突してしまうことが多いようです。
交通事故全体の約30~40%が追突事故という結果が発表されています。
追突事故を防ぐためにはどうしたらいいのか?今回は追突しない・されないための予防対策のコツを考察していきます。
原因【どうして追突事故が起こるのか?】
追突事故の原因は、
・前方不注意
・動静不注視
の2つだと言われています。
そのほかには
・走行スピードを出しすぎ
・前方車の停止や減速に間に合わず追突するスピードの出しすぎ
・前方車との距離を詰めての運転
・急な停止や減速に反応できず追突する「車間距離不足」
・信号の見間違い
が原因としてあげられます。
前方不注意の交通事故とは、わき見運転・ながら運転・思考力低下(ぼんやり運転)など、運転中に何かに気を取られて前方から視線を外してしまい起こす追突事故。
例)看板や店、景色を見ていた、ぼんやりと考え事をしていた、ナビやオーディオの操作、スマホ操作
動静不注視の交通事故とは、前車を認識しているのに動静を注意して見ていない状態をいい、「思い込み運転」と呼ばれるものです。
例えば信号が青になれば前車は走り出す「だろう」という思い込みで、まだ前車が発進していないのにアクセルを踏んで追突するという交通事故。
急に前車が減速、隣車線の車が突然前に割り込んでくるかもしれません。
この他にもスピード超過、前車との車間距離を詰め過ぎていた、車間距離を空けていたが距離が足らず急停止・急減速に反応できなかったなど、追突事故はドライバーの誤った動作・判断が引き金になることが多くあります。
追突事故を防ぐためのコツは?
走行動作、停止動作、発進動作の3つの動作の追突事故防止のポイント
走行時
・車間距離を十分に取ること(前車との車間距離をしっかりとること)
・車間距離を十分に取り、前車のブレーキランプが点灯したら足をブレーキペダルへ置き、いつでもブレーキを踏めるようにしておく。
・夕暮れ時の早めのライト点灯
※早めにライト点灯をして、視界確保と同時に前車へ自車の存在を知らせること。
停止動作
・早めに軽くブレーキを踏んで、後続車に停車動作をしらせる
・ポンピングブレーキ動作で後続車から追突されないために、自車が停止することを知らせる注意喚起をすることが大切。
・ブレーキ灯を点滅させることで後続車へ合図を送れば、後続車が減速に気づきやすくなり追突されるリスクが低下します。
※但し、むやみにブレーキを踏むと、逆に交通渋滞の原因、後車両の運転動作の妨げにもなるので、注意が必要です。
・停止時の車間距離もとることで、青信号になり前車が動くと思い込んでブレーキから足を離し、追突してしまうリスクを低下させます。
※停止時にも十分な車間距離をとることで、追突する前に停止できる確率が高くなり追突防止になります。
発進動作
前車が動き始めてからブレーキから足を離すこと
前車を確認し、信号が青に変わった時、前車が動く前からブレーキから足を離してたりすると、AT車の場合、クリープ現象でゆっくり前進して追突する危険性が高まります。
信号が青に変わり発進する時は、前車が動き始めたことを確認してブレーキから足を離し、アクセルを踏むことが大切です。
追突事故を起こしやすいタイミング
一般道では、信号や停止線、渋滞中に停止と発進を繰り返すことで、後方を走る車が止まりきれずに追突してしまうということが多いようです。
高速道路では、渋滞時に停止と発進同一車線上の車両同士の速度差で、追突します。
いずれの追突事故も、ドライバーがブレーキを踏むのが遅れること、急発進によるスピード差によって引き起こされます。
なぜブレーキを踏むことが遅れるのか?
・運転への集中が切れるとき
・脇見運転
・居眠り運転
・スピード超過
・車間距離の不足
・スマホ操作
などが挙げられます。
いずれも、運転に集中せずにほかのことへ意識が傾いたときに、追突事故が起こりやすくなります。
追突事故を起こさない為の重要ポイント
・休憩をとりながら運転をすること
・長時間の運転や、体調がすぐれないときは運転を控えること
・十分な車間距離をとるようにしましょう
・雨天時や夜間などは、さらに十分な車間距離をとること
・追突事故を防止できる自動車車両最新技術を過信しないこと
加害者にならないための予防策
・一定の車間距離をあけること
・2~3台前方車の自動車を確認(意識)しながら運転する事
※2~3台目前の車両の状況を知っていれば、前方車の減速を大いに予測でき、追突事故を未然に防ぐことに繋がります
・携帯やスマートフォン、カーナビやカーオーディオの操作は信号待ちなどの停止中行う
・疲労、体調不良時は運転しないこと
・長時間運転する時は、休憩時間をしっかり確保すること
被害者にならないための予防策
夕暮れ時、雨や悪天候・トンネル・見通しが悪い道路・薄暗い時間帯は、ライト点灯する
※後方車に自車存在をアピールですることで予防になります
渋滞などで減速しなければならないときは、ブレーキを軽く踏んで数回ブレーキ灯を点滅させる
※後方車への停車する合図することで予防になります。
但しブレーキを踏むときは、後方車の車間距離が狭いとブレーキで追突される恐れがあるので、ブレーキを踏む際は毎回バックミラーで後方確認をすることが大事です。
車両が故障したときは路肩に停めておくのは追突事故の危険が高まるので、非常駐車帯に停車させるようにすることで予防になります
※ひ動かせない場合はハザードランプを点灯、自動車の後方に三角停止表示板を置く、発煙筒を使うなどして後方車に動けないことをアピールすることも大事です。
まとめ
追突事故は、
【一瞬の気のゆるみ気をつける】
【車間距離に気をつける】
【もしかしたら運転に気をつける】
【休息をとる】
【後方車に自分の存在を知らせる】
これだけでも被害者・加害者になるリスクが低下します。
まだまだ楽しい夏休み期間を過ごす方もいるかと思います。
車でお出かけする時には、安全運転に気をつけるようにして下さいね
夏の交通事故はなぜ多い?
7~8月交通事故発生件数は、警察庁統計データによると、10月から12月にかけて増加、1年で最も多い月は12月、その次に多い月が7月~8月であり、海や山に旅行に行くことが多い楽しい夏に交通事故のリスクが多くなっています。
そして、業務中トラックが当事者となる事故件数も、8月の発生件数が多く、夏場に交通事故事故が多く発生しています。夏場は長期休暇があるため一般ドライバーとの交通事故が増加するからなのでしょうか。。。。
それ以外にも夏場に交通事故が多く発生する原因をまとめてみましたので、それを踏まえて、お出かけの時には注意してみて下さいね
夏場の交通事故の主な原因
1夏休みやレジャーシーズンに入り交通量が増加
夏休みやお盆休みなどの連休が多いため、観光地や帰省先への移動が増え、交通量が増加します。特に高速道路や観光地周辺の道路は混雑しやすくなります。
2気温の上昇による熱中症意識混濁・日光による眩しさによる眼精疲労
異常ともいえる近年の暑さによって、体調不良になりやすくなっている
3運転になれていない方の中長距離運転
夏休み中の学生や若者が運転する機会が増えます。若年層は運転経験が少ないため、事故を起こしやすい傾向がある。
帰省や旅行のために長距離運転をする人が増えます。長時間の運転は疲労を引き起こし、判断力や反応速度の低下を招くことがあります。
4突然の豪雨による交通渋滞
急なゲリラ豪雨や台風などの悪天候による突然の交通渋滞も、視界不良や路面の滑りやすさが増し、事故のリスクが高まります。
5飲酒運転の増加
夏はビアガーデンやバーベキュー、花火大会などのイベントが多く、飲酒の機会が増加する為、やってはいけない飲酒運転が増加。
夏場の交通事故予防対策は?
なによりも安全運転を心がけ、交通ルールを守ることが重要です。
また交通事故予防対策としては、
1十分な車両点検と整備
運転開始前に十分な車両点検と整備
2体調管理
睡眠不足・疲労蓄積・発熱・体調不良時は運転しない
運転前に休養をとる
運転中の休憩をしっかりとる
3水分補給
運転中の熱中症予防対策として、水分補給が重要。
運転開始前に水分を補給し、運転途中でも水筒やペットボトル等で定期的に水分を補給する。車内の冷房も適切に使用する。
4ゆとりを持った運転を心がける
夏場の交通量増加に伴い、渋滞が発生しやすくなるので、イライラせず、ゆとりを持った運転を心がけることが大事。
前方車両との車間距離を十分確保する。
咄嗟の危険回避ができるような注意を心がける
夏休みシーズンで旅行客の中にはマナーの悪い車両も多くなることを意識しておく。
事故に巻き込まれることが無いように周囲に注意を払う
交通ルールを守る運転を心がける。
合流時はファースナー合流を心がける
そのほかに注意したいこと
運転中におこる熱中症対策
室内の冷房の効いた部屋でも熱中症はおこります。冷房の利いてる車中でも同じことが言えます。運転中で熱中症を発症すると意識がもうろうとし、対向車線にはみ出して重大事故を引き起こすケースなども発生しています。また、交通量が増えて渋滞が発生すると、車間距離が短くなり、一瞬の意識混濁が事故に直結することがあります。
交通量や気温ばかりでなく、天候の影響に対しての対策
夏場は天候が不安定であり、雷雨や強風などの突発的な気象現象が発生しやすく、天候の急変に普段運転していないドライバーの運転操作が対応できない時、思わぬ事故が発生する事があります。
さらに天候の急変以外に、高温の影響で車両に不具合が発生、気温の上昇によりタイヤが摩耗しやすくなり、路面の熱によりタイヤのゴムが劣化し、グリップ力が低下して事故につながる危険性もあります。
突然の天候の急変時、近隣の駐車場などに一時避難する事も大切です。
避難できる場所がない場合、ハザードと点灯させ、徐行運転などしましょう。
楽しい夏!防げる交通事故は多くあります。
自分の出来る予防対策、注意出来ることを心がけてお出かけして下さいね!