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【もしもの備え】交差点で交通事故に遭ってしまったときの対応まとめ
日常生活の中で、もっとも身近な“非日常”の一つが交通事故かもしれません。特に交差点では車や歩行者、自転車など多くの人が行き交うため、事故が発生しやすい場所でもあります。
「まさか自分が…」と思っていても、事故は突然起こるもの。だからこそ、事前に“どうすればいいか”を知っておくだけで、いざという時に落ち着いて行動できるはずです。
今回は、交差点で交通事故に遭ってしまったときに取るべき基本的な対応について、丁寧に解説していきます。
交差点で交通事故に遭遇したときの対応手順
① まずは命を守る!安全確保が最優先
事故が起きた直後は、ショックや混乱でパニックになりやすいですが、まずは深呼吸して冷静になることが大切です。
車が動く状態であれば、邪魔にならない場所(できれば路肩)に移動させます。
ハザードランプを点灯し、後続車に注意を促しましょう。
交通量の多い交差点では、ドアを開ける際や降車する際にも周囲の安全確認を忘れずに。
自分や周囲の人の安全を確保することが、すべての第一歩です。
② けが人の確認と救護は最優先
自分や同乗者、相手の方にケガの有無を確認しましょう。もしケガ人がいる場合は、すぐに119番通報して救急車を呼びましょう。
交通事故のケガは、見た目では軽く見えるケガでも、頭を打っていたり、むち打ち症状が後から出てくることもあります。
「たいしたことない」と自己判断せず、早めの受診が大切です。
※なお、けが人を放置することは法律上の「救護義務違反」となり、厳しく罰せられます。事故の大小にかかわらず、必ず救護と通報を行いましょう。
③ 警察への通報は義務です
事故に遭ったら、必ず110番で警察に通報してください。
軽い物損事故でも届け出は必要です。
「事故証明書」がないと、自動車保険(特に対物・対人)を使う際に手続きが進められません。
警察には事故の内容をできるだけ正確に伝えましょう。時間、場所、信号の状態、相手の動きなどを簡潔に説明することがポイントです。
④ 相手の情報をしっかり確認!
事故現場では、相手の連絡先や車両情報の確認も忘れずに行いましょう。
控えるべき情報
1.相手の名前、住所、電話番号
2.車のナンバープレート
3.自動車保険の加入状況(保険会社名と契約番号など)
※スマートフォンで免許証や車検証の写真を撮っておくと、後からの確認もスムーズです。
⑤ 現場の記録を保存
事故後は、お互いの言い分が食い違うこともあります。トラブルを避けるためにも、現場の状況をなるべく記録しておきましょう。
衝突した位置や損傷箇所の写真
信号機、交差点の様子、天候など
可能なら目撃者の連絡先も聞いておく
こうした記録が、後の示談交渉や保険対応の際に役立ちます。
⑥ 自分の保険会社へ連絡を
事故現場での対応が一段落したら、自分が加入している保険会社に速やかに連絡しましょう。
事故の状況を正確に伝える
今後の対応について指示を仰ぐ(修理・代車手配・相手方とのやりとりなど)
保険会社が間に入ることで、直接のやり取りによるトラブルを防げます。小さな事故でも、早めに相談しておくのがおすすめです。
⑦ 安易なその場の示談はNG!
事故の相手から「保険を使わず、示談にしませんか?」と提案されることがあります。しかし、その場で示談してしまうのは要注意。
事故直後は興奮状態で冷静な判断ができない
症状が後から出てきたり、修理費が予想以上に高くつく場合もある
示談交渉は、基本的には保険会社や専門家に任せるのが安心です。安易な口約束は避けましょう。
まとめ
交通事故に遭ってしまうと、誰でも不安になってしまいます。
しかし、落ち着いて一つ一つ対応することで、その後の負担やトラブルを大きく減らすことができます。
安全の確保
警察・救急への通報
相手と現場の情報確認
保険会社への連絡
これらを覚えておくだけでも、万が一のときに慌てずに行動できるはずです。
事故を起こさないことが一番ですが、「もしも」の備えはとても大切。今一度、ご自身の保険内容や緊急時の対応について見直してみてくださいね。
交通事故でケガをしてしまった時、ケガをしたのかな?と感じた時は、早めの段階で当院にご連絡ください。
※交通事故のケガの場合、日時が経過してしまうと交通事故のケガと認定されないケースがあります。。。。お気をつけください!
梅雨の季節、6月の交通安全ポイント
こんにちは!
6月に入ると、全国的に梅雨入りの季節。雨が降ったり止んだり、不安定な天気が続きます。実は、この時期は交通事故が増えやすい季節でもあるんです。
そこで今回は、「6月の交通安全ポイント」をご紹介します。ドライバーさんも歩行者さんも、自転車に乗る方も、ぜひチェックしてみてください!
雨の日の運転は、いつも以上に慎重に!
梅雨時期は路面が滑りやすくなります。さらに、フロントガラスが曇ったり、視界が悪くなることも。
こんな時は…
1.いつもよりスピードを落とす
2.車間距離をしっかり取る
3.早めにライトを点ける
“ゆとり”をもった運転が大事です。
ハイドロプレーニング現象(※タイヤが水の上を滑るようになる現象)にも注意してください。
傘を差した歩行者、自転車に注意
雨の日は歩行者や自転車の視界も悪くなっています。傘を差していると周囲が見えにくく、思わぬタイミングで飛び出してくることも。特に夕方は暗くなるのが早いので、横断歩道や交差点ではしっかり減速・一時停止を!
子どもたちの通学にも目を配ろう
4月に入学した子どもたちも、6月頃には通学に慣れてきて気が緩みがち。
登下校の時間帯は、住宅街やスクールゾーンなどでの徐行を心がけて、安全運転を意識しましょう。
車の点検もこの時期におすすめ
雨の日にワイパーがうまく動かなかったり、ブレーキが効きづらかったりするととっても危険です。
この機会に、
・ワイパーのゴムの劣化
・タイヤの溝や空気圧
・ライト類の点灯確認
など、愛車の点検もしておきましょう!
急な天候の変化に注意!
最近はゲリラ豪雨や急な雷雨も珍しくありません。出かける前には天気予報を確認して、早めの判断・行動を心がけましょう。道路が冠水しやすい場所はできるだけ避けるのがベターです。
まとめ
6月は雨による視界不良や路面状況の悪化など、事故のリスクが高まる季節です。
「いつもより、ちょっと慎重に」を心がけるだけで、安全度がぐんとアップします!
皆さんが安全に、そして快適に運転できるといいですね。
雨の日の交通事故予防は、ゆとり確保!です。。。
ゴールデンウイーク中、交通事故に遭遇してしまったら。。。
楽しい行楽シーズンも後半戦!
お出かけ時、万が一の交通事故に遭遇してケガの対応・治療相談等でお困りの場合
090-2661-5516までご連絡ください。
出れないときは折り返しお電話いたします。
お気軽にお問い合わせください。
春の全国交通安全運動とは?
毎年春と秋に行われる「全国交通安全運動」は、みんなが交通ルールを守って、安全に過ごせるようにするための全国的なキャンペーンです。
さいたま市の接骨院の中で、唯一、当院は埼玉新聞の春の交通安全運動に協賛応援させて頂いております!
【交通事故のケガをなくそう!】
春のあたたかさを感じる季節になってきました。
また、新年度が始まり、新しい通勤路・通学路、慣れない道を、徒歩、公共機関、車などで移動する新入学・入社の方も多い時期となります
温かくなり、日も伸びてきて行動時間が長くなり、交通事故も多い月となります。
今年(令和7年・2025年)は、4月6日(日)から15日(火)までの10日間、全国でさまざまな交通安全に関する取り組みが行われています。
いつやるの?
令和7年(2025年)は、4月6日(日)~4月15日(火)の10日間にわたって実施されます。
さらに、4月10日(木)は「交通事故死ゼロを目指す日」として、特に注意を呼びかけています。
全国交通安全運動の目的は?
・交通ルールをしっかり守ること
・正しいマナーを身につけること
・交通事故をなくすこと
みなさん交通ルール、ちゃんと守れていますか?横断歩道のない広い道を大丈夫と渡ったりしていませんか?
この運動の目的は、交通事故をなくすために、みんなで交通ルールやマナーを見直そう!ということ。
私たち一人ひとりの意識が、事故のない社会につながっていきます。
2025年春!今回の3つの重点ポイント(全国共通)
1.子どもやお年寄りが安全に歩けるようにすること
【横断歩道の渡り方やドライバーの注意が大事!】
子どもやお年寄りが安全に通行できるように、横断歩道では車がしっかり止まる。
歩行者も左右確認をしっかりする!
2.歩行者を優先する気持ちを大切にすること
【歩行者優先・ながら運転の根絶・シートベルトの徹底】
スマホを見ながら運転(ながら運転)NG、シートベルトの着用も当たり前。
ハンドルを握る人は、スマホNG!
車内でもチャイルドシートや後部座席のシートベルトを忘れずに。
3.自転車や電動キックボードに乗るときのルールを守ること
【自転車・電動キックボードのヘルメット着用とルールの再確認】
自転車は「軽車両」。交通ルールを守る義務があります!
ヘルメットをかぶることも大切!
地域ごとの取り組みも!埼玉県では!
たとえば埼玉県では、自転車に乗るときのヘルメット着用をさらに強く呼びかけています。また、横断歩道での「歩行者優先」の意識づけにも力を入れています。
1.自転車に乗るときのヘルメット着用
2.横断歩道では歩行者をしっかり優先する
この2点、さいたま市の皆さまはもちろんですが、全国の皆さまも心掛けてください
交通安全運動の大切さ
交通安全は、子どもから大人まで、すべての人に関わる大切なことです。
この機会に、家族で交通ルールを話し合ったり、正しい横断の仕方を見直してみましょう!
春は新学期・新生活の始まりの季節。慣れない道を通る人や、小さなお子さんも多くなります。
「ちょっとくらい大丈夫」ではなく、「今だからこそ、しっかり確認!」を合言葉に、交通安全を心がけたいですね。
この春、ご自身やご家族と一緒に、交通ルールをもう一度見直してみませんか?
みんなで安心・安全な毎日を過ごしていきましょう
「ちょっと気をつける」だけで、守れる命があります。
万が一、交通事故でおけがをされてしまった時は、治療することも大切なことです。
交通事故でのおケガの治療に関してのお問い合わせはお気軽にさいたま市の花月接骨院までご連絡下さい!
3月の交通事故対策:季節特有のリスクに注意!
意外に3月は交通事故が発生しやすい時期なこと、ご存じでしょうか?
交通事故が発生しやすい原因として、3月は冬から春への季節の移行期で、天候の変化・人の動きの変化によって交通事故が増えやすい時期と考えられています。
これからご紹介するポイントを意識して、安全運転を心がけましょう。
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朝晩の路面凍結に注意
主なリスク
日中は暖かくても、朝晩は気温が低下し、路面が凍結することがあります。
特に橋の上・トンネル出口・山間部は凍りやすいので思わぬスリップ事故に要注意。
対策
・ スタッドレスタイヤを履いていても慎重に運転する。
・ 凍結の可能性がある場所ではスピードを落とし、車間距離を十分に取る。
・ 急ブレーキ・急ハンドルを避ける。
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強風によるハンドル操作ミスを防ぐ
主なリスク
春は風が強く、また突然強風が吹き荒れたりします。特に高速道路・橋の上・トンネルの出入口では思わぬ横風の影響を受けやすいため、風にあおられると、ハンドルを取られたり、バランスを崩したりすることがあるので、車線変更やカーブではハンドルをしっかり握り、風にあおられないようにしましょう。
この時期は季節の変わり目ならではの危険が多いため、余裕を持った運転を心がけることが大切です。
対策
・ ハンドルをしっかり握り、強風が吹きそうな場所ではスピードを控えめに。
・ 突風に備えて、車線変更やカーブでは慎重に操作する。
・ 軽量な車(軽自動車・ワンボックスカー)は特に注意!
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歩行者・自転車の増加に対応
主なリスク
新生活シーズンで歩行者・自転車が増加(特に学生・新社会人)。
進学・転勤・引っ越しシーズンのため、慣れていない道を走る車や初心者ドライバーが増えます。そして、通学のために歩行者や自転車の子どもが増える時期でもあるため、特にスクールゾーンや交差点での安全確認を徹底しましょう。
グーグルマップなどスマホを見ながら歩く「ながら歩行」も多く、飛び出しの危険性が高まります。
また、スクールゾーンの交通事故予防の取り締まりも強化されますので、安全運転を心がけましょう
対策
・横断歩道や交差点ではしっかり減速し、歩行者・自転車の動きを確認する。
・新学期シーズン(3月後半~4月)は特に通学路付近の運転に注意!
・「ながらスマホ」歩行者を見かけたら、クラクションではなく徐行して安全確保する。
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花粉・黄砂・PM2.5による視界不良対策
主なリスク
花粉・黄砂・PM2.5がフロントガラスに付着し、視界が悪くなる。
花粉症の薬を服用すると、眠気が出て判断力が低下する場合も。
花粉や黄砂が多くなる季節のため、フロントガラスが汚れやすく、視界不良を引き起こす可能性があります。こまめにウォッシャー液を補充し、ワイパーの状態をチェックしておきましょう。
花粉症の人は、くしゃみによる瞬間的に起こる集中力低下・視界喪失でハンドル操作を誤る可能性も注意が必要です。
対策
・ワイパーゴムを点検し、ウォッシャー液を補充しておく。
・くしゃみが出そうなときは、あらかじめ速度を落とす。
・花粉症の薬を飲んだときは、眠気が出ないか様子を見てから運転。
・体調不良では運転をしないようにする。
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3月は天候が変わりやすい・雨の日のスリップ・ハイドロプレーニング現象・季節外れの雪の対策
主なリスク
3月は突然の雨が多く、路面が滑りやすい。3月は天気が変わりやすく、急な雨や雪に見舞われることがあります。
雨が降ると、道路にたまった冬の汚れ(塩や砂など)が混ざり、滑りやすくなるため、車間距離を十分に取ることが大切です。
タイヤがすり減っていると、ハイドロプレーニング現象(浮いて制御不能)が起こる。
暖かくなってくると「そろそろ冬タイヤを外そうかな」と思うかもしれませんが、地域によっては3月でも雪が降る可能性があります。「もう雪は降らないだろう」と思って冬タイヤを早めに外すと、急な寒波で雪が降ったときに危険。
天気予報をチェックし、早めに交換しすぎないようにしましょう。
対策
・雨の日はスピードを控えめにし、急ブレーキ・急ハンドルを避ける。
・タイヤの溝を定期的にチェックし、交換が必要なら早めに対応。
・車間距離を普段より長めに取る(目安:通常の1.5倍以上)。
・冬タイヤの交換時期を見極める
まとめ:3月の運転は「変化」に対応するのがカギ!
3月は天候や環境の変化が激しいため、「急なリスク」に備えた運転が重要!
スピードを控えめに、安全確認を徹底し、余裕のある運転を心がけましょう!
先日も、並走していたトラックの荷物が、風にあおられ落下して車にぶつかりけがをされた交通事故の患者様が来院されました。
思ってもみないところで遭遇する交通事故のケガ!
何かありましたらさいたま市の花月接骨院にご相談ください!
自転車と車の交通事故における過失割合
自転車と車の交通事故の過失割合は交通事故の状況によって異なります。
今回は、特に信号機のない交差点や側道でおこる一般的な自転車と車の交通事故の過失割合を記載していきます。
※ただしあくまでも一般的なケースの場合ですので、自転車と車の交通事故の過失割合については、法律家の弁護士さんに速やかにご相談した方が、速やかな解決となります。
信号機のある交差点での交通事故
自転車・車ともに信号を守っていた場合:車が右折や左折時に自転車と衝突した場合、車の方が、過失割合が高くなることが多い(例:車80%・自転車20%)。
自転車が信号無視した場合:自転車の過失が大きくなり、100%に近くなることもある。
信号機のない交差点や側道で起こる自転車と車の交通事故
どちらが優先か、どのような状況で事故が発生したかによって過失割合が決まります。
1.信号のない交差点での事故
自転車と車が交差点で衝突
ポイント! 優先道路を走行していたのはどちらか?
車が優先道路を走行、自転車が一時停止を無視して進入 → 自転車の過失が大きくなり、自転車80%・車20% になることが多い。
自転車が優先道路を走行し、車が側道から進入 → 車の過失が大きく、車70%・自転車30% になることが多い。
どちらも一時停止がない交差点の場合 → 道路幅の広い方が優先となり、狭い道路側の車両の過失が大きくなることが多い。
自転車と車が交差点を直進同士で衝突
ポイント! どちらが先に交差点に進入したか?
先に進入した側の優先が認められることが多い。
同時進入の場合 → 直進車同士でも、左方優先の原則が適用されるため、右側から進入した車(または自転車)の過失が大きくなることが多い。
例)車60%・自転車40% など。
2.側道からの進入による事故
車が側道から本線へ出ようとして自転車と衝突
ポイント! 本線を走る自転車が優先
本線を走行する自転車の方が優先されるため、車の過失が高くなる(車70%・自転車30%)。
ただし、自転車が急な飛び出しをした場合は、自転車の過失が増えることもある。
自転車が側道から本線へ進入し、直進車と衝突
ポイント!本線を走る車が優先
自転車の飛び出しが原因の場合、自転車80%・車20% となることが多い。
車が徐行せずに進入した場合は、車の過失も増える可能性がある。
3.見通しの悪い交差点での事故
ポイント!どちらかが安全確認不足だった場合、その方の過失が大きくなる。
一時停止がある場合 → 停止義務を守らなかった側の過失が高くなる。(例:停止無視の自転車80%・車20%)
お互いに徐行すべき場所で速度を出していた場合 → 過失割合は50%ずつになることもある。
4. 駐車車両との事故
車がドアを開けた際に自転車が衝突
車の過失が大きく、90%以上になることが多い。
5.駐車場から車が出る際に自転車と衝突
車の方の過失が高くなる(例:車70%・自転車30%)。
6. 歩道・車道の出入り時の事故
車が歩道を横切る際に自転車と衝突
車の過失が高くなりやすい(例:車80%・自転車20%)。
ただし、自転車が車道へ急に飛び出した場合
自転車の過失が大きくなる(例:車30%・自転車70%)。
まとめ 信号機のない交差点や側道で起こる自転車と車の交通事故基本ルール
・優先道路にいる方が有利
・左方優先の原則が適用されることがある
・一時停止の義務がある方の過失が大きくなる
・自転車の飛び出しは大きな過失とされやすい
・道路幅も過失割合に影響する
信号のない交差点や側道では、特に「徐行」「一時停止」「安全確認」が重要です。自転車も車も、お互いの動きを予測しながら安全に走行しましょう!
より詳細な情報や具体的なケースについては、専門家や弁護士に相談するのがおすすめです。
信号機のない交差点で、ご自身、お子様(子供の交差点事故)が交通事故でおけがをされた場合、当院での治療ももちろんですが、当院顧問弁護士のよる無料相談も可能です。
お気軽にご相談くださいね。
※弁護士無料相談は、当院にご通院患者様に限ります。
一時停止無視による交差点の交通事故と過失割合
交差点は交通事故が最も多く発生する場所の一つです。その中でも「一時停止無視」による事故は重大な結果を招くことが少なくありません。今回は、一時停止無視による事故の特徴や過失割合、そして事故を防ぐためのポイントについてお話します。
一時停止無視による事故の特徴
一時停止の交差点は、視界が悪い場所や優先道路が設定されている場所が多いです。一時停止を無視すると、思わぬ交通事故が発生します。
例えば、優先道路を走行中の車との出会い頭の事故が典型例です。
歩行者との接触事故は、一時停止線をオーバーすると、視認しにくい交差点だと、歩行者が横断することに気づかず、無視することで接触事故のリスクが高まります。
見通しの悪い交差点は、特に衝突視界が遮られ、一時停止しないと他の車両・自転車・バイク・歩行者との衝突の可能性が急増します。
過失割合の考え方
交通事故における過失割合は、加害者と被害者の行動や状況、判例等をもとに決定されます。一時停止無視の場合、加害者側の過失が高くなる傾向があります。
基本的な過失割合
一時停止無視をした車が加害者である場合、加害者:被害者 = 80:20程度が一般的です。
被害者側が徐行や注意を怠った場合、過失割合が調整されることがあります。
条件による修正要素
過失割合は下記の要素で変動する場合があります
1.被害者側が優先道路を走行していた場合:加害者の過失割合がさらに高くなる。
2.悪天候や夜間で視界が悪い場合:双方の注意義務が発生し、過失割合が修正される可能性がある。
3.信号機が設置されていない場合:信号が設置されていない交差点では、双方の注意義務が増します。
交差点事故では、双方の言い分が食い違うことが多いため、どちらが悪い!を決めるのにもドライブレコーダーの搭載は必須です。
過失割合で揉めないためにも、ドライブレコーダーはつけておくようにしましょう!
一時停止無視による事故を防ぐポイント
事故を防ぐためには、基本的な交通ルールを守ることが最も重要です。一時停止無視による事故を防ぐための意識が大切です。
1.一時停止線で確実に停止する車両の完全停止を徹底し、左右の安全確認をする。
2.徐行ではなく、完全に止まること。
3.見通しの悪い交差点では、一時停止をしても、左右の安全確認を怠ると危険。ゆっくり慎重に発進することが大切。
4.時間に余裕を持つ運転を心がける
5.急いでいても一時停止を怠らないこと。スケジュールに余裕を持つことで、ルールを守る心のゆとりの運転で。
6.標識の確認を徹底するして、一時停止標識を見落とさない
7.交差点付近では特に標識に注意する。
ワンポイントアドバイス
一時停止を確実に守るために「一呼吸おいて考える癖」をつけましょう。一時停止線で止まる際、心の中で「1、2、3」と数えながら安全確認をすると、焦りを防ぎ確実に状況を把握できます。また、車内に「STOP」と書かれた小さなメモを貼っておくなど、自分へのリマインダーを設置するのも効果的です。
まとめ
一時停止無視による交通事故は、ルールを守ることで確実に防ぐことができます。一時停止を守らないと、事故の原因になるだけでなく、自分や他人の命を危険にさらす結果につながります。過失割合が高くなることもあり、経済的な負担・交通事故のむち打ちや打撲のけがによる負担も大きくなります。
安全運転を心がけ、一時停止を習慣づけることで、交差点での事故を防げます。
一時停止のある交差点は、しっかり一時停止をすることで、交通事故のケガをするリスクはかなり無くなります。
皆さん、特に知らない道をドライブするときは、いつも以上に【もしかしたら。。。】の予想注意をして運転してください。
交通事故予防!運転中のストレス管理術のおすすめ方法
日々の通勤や長距離ドライブで、運転は避けられないものです。しかし、渋滞や交通トラブル、周囲の運転マナーが悪いと感じる場面など、運転中にストレスを感じることも多いのではないでしょうか。今回は、運転中のストレスを軽減するための実践的なワンポイントアドバイスをご紹介します。
運転中のストレスが健康に与える影響とは?
運転中のストレスは意外と侮れません。心拍数が上がったり、血圧が上昇したりするだけでなく、集中力が低下することで事故のリスクも高まります。さらに、慢性的なストレスは疲労感やイライラの原因にもなり、心身の健康に悪影響を及ぼします。
自分が安全運転を心がけていても、急な追い越し車両、横道からの突然飛び出してくる車やバイク、歩行者、自転車のふらつきなど、安全を阻害する要因は数え切れません。
自分でも気がつかないうちにストレスは発生、健康に与える影響は様々な心身疲労(自律神経不調等)を引き起こします。
ストレス管理による交通事故予防
運転中のストレスを上手に管理することは、安全運転の鍵となります。
ストレスを抱えたまま運転を続けると、判断力や反応速度が鈍り、交通事故を引き起こしてしまうリスクが高まる可能性があります。一方で、運転中のストレスを軽減することで、冷静な判断と安全な運転を行えるリターンが大きくなります。
下記のワンポイントアドバイスを取り入れることで、交通事故の予防にもつながります。
ぜひ参考にしてみてください。
1.お気に入りの音楽やポッドキャストを楽しむ
心地よい音楽や興味深いポッドキャストを流すことで、リラックスしながら運転できます。穏やかなテンポの音楽は特に効果的です。
2.深呼吸を意識する
渋滞や急な割り込みなどでイライラしたときは、一度深呼吸をしてみましょう。数秒かけて息を吸い、ゆっくり吐くことで気持ちを落ち着けることができます。
3.定期的に休憩を取る
長時間の運転は疲労とストレスの原因になります。1〜2時間に一度はサービスエリアやパーキングエリアで休憩を取り、軽くストレッチをしましょう。
4.計画的なルート選び
渋滞が予想される時間帯や道路を避けるために、運転前にナビや交通情報を確認して計画的なルートを選びましょう。余裕を持ったスケジュールを立てることも大切です。
5.気持ちの切り替えを意識する
他のドライバーの行動に過剰に反応せず、「自分のペースを保つ」ことを心がけましょう。また、些細な出来事は深刻に捉えないように意識すると、気持ちが楽になります。
5.キャンディーやガムなどをたしなむ。
ミント系やハーブ系のキャンディーやガムをたしなみながら運転することにより、
眠気覚ましやリラックス効果が期待できます。
まとめ 交通事故を予防するためにも、快適なドライブのために!
運転中のストレスを完全に無くすことは難しいですが、上記のワンポイントアドバイスの小さな工夫を積み重ねることで、気分を大きく改善することができます。心地よい環境を作り、安全運転を心がけながら、少しでもストレスの少ないドライブを楽しみましょう!ストレス管理を通じて、安全運転を維持し、大切な命を守ることを忘れないでください。
合流での交通事故 車線変更事故・合流地点の事故の過失割合は?
一般道上・高速道路上の車線変更事故の過失割合など、自動車同士の交通事故
今回はその1つが車線変更・合流地点による事故について記載していきたいと思います。
よくある典型的な交通事故ですが、車線変更をしようとした車が車線を越えたところに、直進してきた後方車が突っ込んで事故があります。同じ四輪車同士の車線変更に伴う交通事故であっても、車線変更禁止の道路で車線変更をした、スピード違反をしていた、その他の事情によって過失割合はもちろん変化しますが、
一般道路における車線変更事故の過失割合は、
車線変更事故の過失割合は70対30が基本とされています。
その過失割合の修正要素として
(1)ウインカーを出さず車線変更
(2)車線変更禁止場所で車線変更
(3)スピード違反
(4)初心者マーク
(5)著しい過失や重過失
などがあります。
一般道における車線変更事故の基本の過失割合の考え方は、
車線変更事故の過失割合は70対30が基本!
一般道路で車線変更をした前方車(B)
後方を直進してきた後方車(A)
が衝突した場合
基本の過失割合は「後方車(A):前方車(B)=30%:70%」となります。
進路変更は事故を起こす可能性がある運転行動なので、道路交通法では、『みだりに進路変更してはならない』を規定しています。そして、進路変更後の進路の後続車は、『速度・方向を急に変更させるおそれがある時、進路変更をしてはならない』規定があります。
進路変更をする時は、周囲に十分に注意し、後続車の進行の妨げにならないようにするという注意義務が法律としてあります。なので前方車(A)に重い責任として70%の過失が認定されるということになります。
一方、追突した後続の車両にも30%の過失が発生してしまいます。
十分に前方に注意していれば、先行車の車線変更に対応できたにも関わらず、十分に前方に注意していなかったことについて、過失30%が認定させてしまいます。
簡単に解釈すると前方不注意という事ですね。
過失割合は変化するの?
交通事故にもいろいろな要素が加味されて過失割合が変動していきます。
その交通事故ごとに生じる事情によって、過失割合は70対30から変動していく可能性があるという事ですのでこれも注意していきたいポイントとなります。
その過失割合に疑問を感じた場合は、自分であれこれ悩むよりも、修正要素ポイントがたくさん考えれる場合、弁護士の専門知識の力をお願いするのが良いと思います。
高速道路の交通事故の過失割合
車線変更は高速道路上では大事故になる危険を伴うこともあります。
高速道路における車線変更事故の過失割合も少し記載しておきます。
- 車線変更事
- 故加速車線から本線車線へ合流した時に生じる事故の過失割合
走行車線から追越車線に進路変更した場合
高速道路で走行車線から車線変更をした前方車(B)
追越車線を後方から直進してきた後方車(A)
が衝突した場合
基本の過失割合は「後方車(A):前方車(B)=20%:80%」
※修正要素あり
一般道同じく、後方から来る車に対して、直進車の速度・方向を急に変更させるおそれがあるような車線変更は道路交通法で禁止されています。
追越車線から走行車線に進路変更等した場合
高速道路で追越車線から車線変更・片側3車線以上の道路で走行車線から走行車線に車線変更したりした前方車(B)
後方から直進してきた後方車(A)
が衝突した場合、
基本の過失割合は「後方車(A):前方車(B)=30%:70%」
※修正要素あり
一般道同じく、後方から来る車に対して、直進車の速度・方向を急に変更させるおそれがあるような車線変更は道路交通法で禁止されています。
合流地点の場合
加速車線から高速道路の本線に合流してきた合流車(B)
本線を直進してきた本線車(A)
が衝突した場合、
基本の過失割合は「本線車(A):合流車(B)=30%:70%」
※修正要素あり
合流車の基本の過失割合が大きい理由は、道路交通法で高速道路の本線を走行する車両が優先されています。本線車の走行を妨げるような低速での合流や、加速車線からいきなり合流することはしてはいけないとされています。
車線変更事故・合流事故を防ぐためには?
『ファスナー合流を心がける』『意味のない車線変更をしない』
ファスナー合流で、規則正しく 1 台ずつ交互に(ファスナーのように)合流していくと、加速車線のいたるところで合流するよりも、交通の流れが良くなり、渋滞対策に有効、なにより交通事故予防対策になると思います。
混んでいるからと、むやみに車線変更をしない事も大切です。
年末の交通事故が多発する期間です。車を運転される方は、車線変更事故・合流事故に気をつけてくだいね。
飲酒自転車運転! 2024年法改正で厳しくなる罰則
「お酒を飲んでしまったけど、ついつい自転車で帰りたくなった」
「泥酔していないから、自転車に乗って帰っても問題ないだろう」
「お酒を飲んだけど、車に乗るわけじゃないから自転車くらいなら大丈夫だろう」
令和6年11月1日からは。。。。
お酒を飲んだあとに自転車を運転すると、懲役・罰金となります。
自転車の飲酒運転は「知らなかった」では済まされません。
自転車の飲酒運転は道路交通法に違反となります。
(酒気帯び運転等の禁止)
第六十五条 何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。
自転車は軽車両として規制の対象となります。。
自転車の飲酒運転の罰則について確認
これまでは「酒酔い運転」のみが対象
道路交通法では、飲酒運転は「酒酔い運転」と「酒気帯び運転」の2種類に分類されており、それぞれ飲酒の程度と罰則が異なります。
酒酔い運転
アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態(道路交通法第117条の2第1号)
5年以下の懲役又は100万円以下の罰金(道路交通法第117条の2第1号)
酒気帯び運転
呼気中アルコール濃度が1リットルあたり0.15mg以上、又は血液1ml中0.3mg以上含まれる状態(道路交通法117条の2の2第3号、道路交通法施行令第44条の3)
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金(道路交通法第117条の2の2第3号)
何が違うの?ポイント!
2024年10月時点の道路交通法の規定では、酒酔い運転の罰則対象は「車両等」と規定されていますが、酒気帯び運転の罰則対象は「車両等(軽車両を除く)」と規定されていました。そのため、自転車は酒酔い運転の罰則対象となりますが、酒気帯び運転の罰則対象とはなっていませんでした。
今回の法改正とは?
2024年11月1日より自転車『軽車両』が「酒気帯び運転」でも対象になりました
変更前
第六十五条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等(軽車両を除く。次号において同じ。)を運転した者で、その運転をした場合において身体に政令で定める程度以上にアルコールを保有する状態にあったもの
変更後
第六十五条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等(自転車以外の軽車両を除く。次号において同じ。)を運転した者で、その運転をした場合において身体に政令で定める程度以上にアルコールを保有する状態にあったもの
改正後は、酒気帯び運転の罰則対象から自転車が除外されないことから、自転車も酒気帯び運転の対象となりました。
今後は、お酒を飲んだ量や泥酔の程度にかかわらず、罰則の対象となることを覚えておきましょう。
特に、刑事法が改正されてすぐのタイミングは、世の中へ周知するためにも捜査機関も頑張って検挙することが多い印象です。実際ニュースサイトでも検挙が全国で何人目というのがニュースになっています。立法事実があってせっかく改正したのですからそのような運用があることもやむを得ない面があります。
とつぜん検挙されて報道されてしまった人は気の毒ですが、日頃から法改正のニュースはよく読んでおくとよいと思います。
こちらも要注意!
自転車を貸した人、酒類を提供した人も罰則の対象
法改正により、自転車の酒気帯び運転を幇助した人にも罰則が適用されることになったので、注意が必要です。
自転車を貸した人・酒類を提供した人、それぞれに課せられる罰則があります。
酒気帯び運転者に対して自転車を提供(貸)した人、酒類を提供した人
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
酒気帯び運転者に対して酒類を提供した、又は酒気を帯びている自転車に同乗した人
2年以下の懲役又は30万円以下の罰金
飲酒運転など違反行為を繰り返すと講習制度の対象に!
改正道路交通法は、飲酒運転に関する罰則のほかにも、いくつか新たなルールを設けられました。
新たなルールの一つとして、自動車運転講習の義務付けに関する規定が新設
具自転車の酒気帯び運転を含む15種類の危険行為を3年以内に2回以上した人は、自転車運転者講習の受講が義務となりました。
その自転車運転者講習の受講を怠ると、5万円以下の罰金に処されます。
自転車の飲酒運転違反で、自動車運転免許が取り消しとなる可能性も!
自転車には運転免許はありません。なので自転車で飲酒運転をおこなっても自動車運転免許の違反加点事由とはなりません。
しかし、自動車運転免許を保持している対象者は、自転車の飲酒運転が悪質な場合、公安委員会の判断によって自動車運転の免許停止又は免許取消の処分になる可能性があるとのことです。
自転車の手押しは、飲酒運転の処罰対象?
飲酒後であっても、自転車に乗らずに手押しで歩いていれば、車両を運転しているとはみなされず、歩行者として扱われるので、道路交通法違反とはなりません。
自転車を手押しする時も、またがったりしていると手押しとはならないとされる可能性がありますので注意して下さい。
まとめ
つい気が緩んで「少し酔ったくらいなら大丈夫だろう」と油断してしまいがちですが、一歩間違えれば重大な事故を引き起こすおそれもあります。
事故を起こしてしまってからでは遅いです。
お酒を飲んだなら、安全には十分に気をつけたうえで、自転車を手押し必須!で帰りましょう!自転車を置いたままにする時は放置自転車にならないように!