Blog記事一覧 > 6月, 2024 | さいたま市緑区の交通事故治療専門院 さいたま市緑区交通事故治療情報センターの記事一覧
外国人ドライバーとの交通事故
日本でも国際化が進むにつれて、外国人の観光客やお仕事で来日され運転される方が増加してきています。なので外国人との間で交通事故が起こるケースも必然的に増えています。
交通事故が起こった時の手順は、原則的に日本人の方との交通事故と同じです。
しかし、相手が外国人だと日本を離れてしまう可能性が皆無ではありません。
すみやかに警察や保険会社に連絡し、落ち着いて処理を進めましょう。
日本人同士でも交通事故トラブルは絶えない話です。
まずは忘れずに相手の身元を確認する事が重要です。
外国人が日本で車を運転する事が出来る条件は?
日本にいる外国人の方は、
- 永住者
- 就労ビザを有して働いている人、
- 短期の観光客
- 密入国(不法滞在者※ビザ切れ)
のどれかだと考えられます。
こういった外国人方の場合、日本国内で自動車を運転するには
基本的に、下記の3通りの方法で免許証を所持している必要があります。
① 日本国内で運転免許証を取得した場合
② ジュネーブ交通条約締に基づく国際免許証を所持している場合
③ 特定の国・地域(スイス連邦、スロベニア共和国、ドイツ連邦共和国、
フランス共和国、ベルギー王国、モナコ公国、台湾)の運転免許証と
その翻訳文を所持している場合
※参考 https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/menkyo/kokugai/gaikokumenkyo.html
外国人運転手との交通事故が起きた時
適用される法律は日本人と一緒です。
原則的には、外国人の方であっても、日本にいる以上は日本の法律が適用されます。
手続きをする際も、日本での通常の交通事故処理に準じます。
外国人運転者の交通事故で、一番厄介なのは不法滞在者です。不法滞在者は、すでに不法滞在という犯罪者ですから、当て逃げ・ひき逃げなどを引き起こす可能性が高いからです。
なので『外国人だ!と慌てずに、ますは下記の対応をしっかりするようにして下さい
① 相手の身分確認
交通事故の相手運転手が外国人の方の場合、最初に行うべき事は身分の確認です。
警察が来る前に、まず相手の住所や連絡先を自分から聞くことが重要です。
相手が不法滞在者であったような場合は、警察が到着し次第、逮捕されるはずです。
なので、逃亡数リスクもあることをありますので油断しないようにして下さい
②相手が加入している保険会社の確認、自賠責保険の有無の確認
・相手が国内居住者(永住者)
国内居住者で、任意保険に加入している場合、その保険会社から補償を受けることになるため、交通事故の相手が加入している保険会社と交渉することになります。
・相手が、就労ビザを有して働いている人、短期の観光客(旅行者)
旅行者が大手レンタカーを利用していた時、大抵保険に加入するため、そこから損害賠償金が補われる可能性が高いのですが、なかには違法行為のレンタカー会社もあるので注意が必要です。
※違法行為レンタカー業者とは?
日本での運転に必要な免許証を持っていない外国人に車を貸してしまう業者
事故が起きる→加害者の外国人がすぐに帰国してしまう→警察側では人身事故の手続きが取れなくなり、保険会社からは物損事故として扱われ、多額の損害を自腹で払わなければいけなくなる可能性がおきる。
まとめ~外国人との交通事故が起こったら~
1.『身分証の確認』
2.『相手の保険会社を確認』
3.『車検証の確認』※警察もしてくれますが、自分でも把握しておきましょう
車検証もしっかりと確認するようにしましょう!
なぜ車検証?
- 車の外国人所有者が、すでに出国している車
- 又貸ししている車
- 盗難車
などの可能性もあります
※③の場合は、即身柄拘束ですから、逃走の可能性もあります。何が起こるかわかりませんので、出来る限り事故現場周囲の人にも助けを求める事が必須です。
なぜ日本に滞在?どんな資格で日本にいるのか?相手の滞留期間は?など、少しでも情報確認をすることを心がけて下さい。
もしもの時の為に、入っておくべき任意保険
交通事故の相手が外国人で、任意保険に入っていない場合は、自賠責保険からの補償となります。受け取れる金額は任意保険による補償のときよりも限定されてしまいます。
その場合は、自分の任意保険で賄う必要があります。
2023年現在は、約88.4%の任意保険加入率です。
同じ直線道を車が100台走行中、約12台の車が任意保険未加入。。。
結構怖い数字かもしれません。
※備考
人身傷害補償特約とは?
契約した自動車に乗っている間、交通事故で死亡、傷害(怪我)・後遺障害を負った時、相手との示談解決を待たずに契約の範囲内で保険金の支払いされるものが人身傷害補償特約です。
相手から補償された金額が損害総額に満たない時、その不足分を補うことも可能。
相手が任意保険に未加入、双方に過失がある、相手に逃げられてしまった時に、非常に役立ちます。
車両保険とは?
契約車両が、事故、落書き、盗難、当て逃げなど、様々な要因で必要となった修理代を補償してくれるのが車両保険です。
相手が任意保険に未加入、双方に過失がある、相手に逃げられてしまった時に、車の修理代を相手から回収できないと自費となる可能性が高くなります。車両保険に加入していれば、保険金で修理が可能となるので、高額な修理代の時に役に立ちます。
~さいごに~
当院でも外国人ドライバーに追突されてその逃走した交通事故の話です。
- ドライブレコーダーに車のナンバー・顔が鮮明に写っている
- Nシステムにも反応している
- 警察に届け出済み
のにも関わらず、
- 車の所有者がすでに国外にいる
- 車検証住所地に別人が居住している※ドライブレコーダーの人物と別人
との事で、事故を起こした外国人が捕まらない交通事故の事件があります。
※この方は任意保険(人身傷害)加入・車両保険未加入
逃走車両を追いかけたい気持ちはありますが、それで事故を起こしたら大変です。
10台に1台は任意保険加入していない現代です。
外国人ドライバーだけでなく、日本人ドライバーにも注意をしなければならない。
少し理不尽な話かもしれませんが、万が一の時、自分自身を守るため、人身傷害補償特約や車両保険などには加入しておいたほうが間違いないとおもいます。
交通事故治療(労災治療)について
『まさか自分が。。。交通事故に巻き込まれるなんて』と思うぐらい予期せぬ交通事故。
車・バイク・自転車運転時はもちろん歩行時にも、予期せず誰にでも起こり得るのが
「交通事故」の怖いところ。また、こんなところでと思うくらい、通勤途中の道路、階段、段差で転倒したりする、歩行中の交通事故(労災)でケガを思わぬケガをしてしまうこともあります。
自動車・バイク・自転車の交通事故は、ケガをする時にかかる外力エネルギーが大きいため、目に見える外傷のケガ以外にも、様々な自律神経系症状が現れやすく、快復し社会復帰まで、長期間に至る特徴があります。
特に、交通事故直後はアドレナリン等影響で興奮状態になり、痛みなど症状を感じにくくなります。しかし、帰宅後興奮が平常を取り戻してくると、痛みが気になりだしたりすることもと特徴です。
なので、体の不調や痛みの有無に関係なく、必ず速やか(遅くとも10~14日以内)に医療機関の受診をすることが大切です。。
花月接骨院では、交通事故治療に対しては、患者様の治療はもちろんですが、連携病院紹介、加害者側との交渉などのストレス・心理的な問題を顧問弁護士を始め、連携弁護士を含め、交通事故でのトラブルで困らないようにしていただく為のサポートを整えております。また、修理工場やレンタカー会社とも連携をしていますので、。どんな小さな心配事でも院長・スタッフまでお気軽にご相談ください。
交通事故によるケガの特徴
・事故直後から痛みがある
・後から痛みが出る傾向がある
・後から違うところが痛み出す傾向がある
・急性期、亜急性期の症状(痛み)の変化が大きい
・治療に長期間かかることがある
1.交通事故によるケガ
予期せぬ時に起こるケガのため、日常では損傷しない部分を傷つけてしまうことがあります。目に見える・レントゲン検査やMRI・CT・エコー等でわかるものなら良いのですが、神経系やストレス、自律神経系の痛みになると個人差はありますが、症状が長引く傾向になり、完治・症状消失・症状固定まで3~6か月以上かかることもあります。
長期化する可能性の高い、発生頻度の高い交通事故のケガは、「むち打ち症」と言われています。長期化させないためにも、交通事故直後から適切な治療を開始しないと、結果的に痛みや症状を悪化させ、長期化(慢性化)する要因となりますので注意が必要です。
2.痛みが強い
交通事故は、衝突によって起こるケガのため、車の損傷度に関係なく、その衝撃外力は予想外に強い衝撃のため、痛みなどの症状が強く出やすい傾向があります。保険会社では、車の損傷度=ケガの損傷度のお話が良くありますが、衝突のタイミング・姿勢・既往歴など様々な要因も痛みが強くなることも多くあります。
3.精神的ストレス
交通事故によるケガは、創傷・打撲・捻挫・挫傷・骨折・脱臼などの外傷だけではなく、
当初は普通歩行、日常生活は通常で自覚症状がなくても、被害者にとっては「やられた・ケガをさせられた」という感情、保険会社の担当による『早期治療終了催促のプレッシャー』があると、仕事・学業への悪影響がおこり、精神的ストレスの要因が治療の長期化となる要因にもなります。
また、事故の状況によっては、ケガの程度は軽度でも「PTSD(心的外傷後ストレス障害)・うつ病・パニック障害・不定愁訴による不調などを発症したりすることもあります。
交通事故によるケガで多い疾患・症状
・頭部外傷
・骨折、捻挫、脱臼、打撲、筋挫傷、創傷
・首の痛み(むち打ち症)※入院しないで済む交通事故のケガの約60%
・腰の痛み
・背中の痛み
・可動域の制限
・筋肉の張り(コリ)
・頭痛手足の痺れ、だるさ
・めまい、耳鳴り、吐き気、脱力感
・食欲不振など、
症状が全身に及びます。
※むち打ち症とは?
頚椎捻挫・外傷性頚部症候群と言われ、「むち打ち症」は正式な病名ではありません。
車にヘッドレストが装備されていなかった時代に追突や衝突事故に遭うと、首が鞭を打ったようにしなることに由来しています。
事故直後は痛みや不調を感じないことが多いという特徴があります。
『むちうち』=「頚椎捻挫」<『外傷性頚部症候群』の症状は?
首の捻挫のこと。首から肩の痛み、首が前後屈・左右回旋・左右側屈制限、頭痛、めまい吐き気がなどの症状が現れます。上記の症状の他、肩こり・腕や手指のしびれ・睡眠障害・うつ状態など全身症状も見られます。
交通事故の衝撃により首の筋や腱が損傷することが原因なので、レントゲン検査では骨折や脱臼などの診断はないです。
花月接骨院の「交通事故治療」の特徴
交通事故治療の実績多数
交通事故治療の不明点は、なんでも相談して頂き、安心してご通院下さい。
1.治療を開始するための事前確認
①加害者を特定について 出来ている/出来ていない
②警察の現場検証について してある/していない
③医療機関の受診について 受診済み/未受診→連携病院紹介可
④医療機関の診断書の発行について あり/なし
⑤加害者の担当保険会社からの連絡について あった/これから
⑥保険会社に当院での治療希望の連絡 した/これから
※診断書について
・人身事故扱いの場合必要です
・物損事故扱いでも治療可能です
・診断書の部位が治療部位になります
・診断書の発行がない場合、レントゲン検査部位が基本の治療部位となります
2.これから医療機関にこれから受診される方
①当院の連携病院をご紹介します。※かかりつけ医がある場合御申し出下さい
②負傷日から2週間以内に医療機関を受診しましょう。
③痛みの部位・既往歴のある部位は、すべて検査を受けるようにして下さい。
※気になる痛みは、最初にすべて検査しておかないと、あとから出現した痛みは、交通事故のケガと認めてもらえない可能性があります。
④医療機関(検査・投薬)治療は、最低月/1回は受診して下さい※病院検査も大切な連携治療です。
3.治療費・通院について
治療費の窓口負担金はありません※サポーター・固定装具・湿布は、自己負担です
ご通院についての注意点
・不定期な通院、治療の日数の空けすぎは、痛みが長引く原因となります。
・治療のペースは急性期、亜急性期は頻回治療で、慢性期になったら治療間隔を徐々に
あけて、日常生活復帰できるように通院する事をお勧めします。。
・自己判断での治療終了は、後遺症の原因となりますのでやめましょう。
4.交通事故治療の通院中・通院終了後で大切なこと
まずは『しっかり通院治療して下さい!』
①急性期・亜急性期は通院間隔をあけないようにしましょう。
②都合(仕事・家事・その他)で、治療時間に制限がある時は、ご相談下さい。
※通常予約(受付・TEL・予約システム)以外の被害者専用優先予約枠がご利用出来ます。
④治療終了後、解決するために、相手側と示談交渉が始まります。
5.治療終了になったら -示談について-
・今回の交通事故の事件を解決するために、加害者(保険会社)と示談交渉が行われます。
・今回のケガでご通院することは、痛みと時間消失(行動制限・精神的ストレス)が被害者様の損害となります。その痛みと通院時間消失の賠償として、慰謝料(示談金)が支払われることになります。
・・・慰謝料の計算方法は?・・・
3つの基準があります。
最低基準金額は、治療日数×¥4300です
※通院日数が少ない場合は(実日数×2)×¥4300となります。
3つの基準のイメージ
自賠責基準金額(4300円)<保険会社基準金額(非公開)<弁護士基準金額(被害者が受け取る本来の金額)
慰謝料は、弁護士基準の金額が、『被害者様が賠償される適正な慰謝料』となります
ご自身の任意保険等に『弁護士特約』があれば、弁護士基準の示談がBESTです。
また、慰謝料とは、上記の意味の他にも、
1.今後もし今回の交通事故が原因で痛みが再発した時の治療費充当の意味、
2.痛みを再発させないための医療用品購入・その他の補助などの意味
もあります。
弁護士紹介について
当院ご通院の患者様には、いつでも当院交通事故専門の顧問弁護士をご紹介します。
1.加入自動車任意保険に『弁護士特約』があれば、『¥0』でご依頼出来ます。
※ 弁護士を利用時、依頼費用と弁護士報酬は保険会社が支払いますので、報酬は一切かかりません
2.弁護士は、『終了の催促電話』『治療打ち切り』『慰謝料減額』『交渉』の窓口になります。
3.弁護士特約に加入していない場合でも、弁護士に依頼した方が良い結果になる事が多くあります。
院長までご相談下さい。
※弁護士相談費用は何回でも無料です。もちろん弁護士特約未契約者でも相談は可能です
今回の交通事故で、患者様がお困りにならないようにフルサポートいたします。
お気軽にご相談下さい
まとめ
ご不幸にも交通事故に遭われたら、警察や保険会社への対応・事務手続きなどやらなければ事も多く、慣れないことに戸惑い・ストレスを感じる方も多くなりますので、使用できる弁護士特約保険で、少しでも治療に専念して下さい。