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外国人ドライバー(外国人運転手)にぶつけられた!その対応方法は? | さいたま市緑区交通事故むちうち治療専門院

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外国人ドライバー(外国人運転手)にぶつけられた!その対応方法は?

2024.06.21 | Category: 未分類

交通事故 外国人逃走

外国人ドライバーとの交通事故

日本でも国際化が進むにつれて、外国人の観光客やお仕事で来日され運転される方が増加してきています。なので外国人との間で交通事故が起こるケースも必然的に増えています。

交通事故が起こった時の手順は、原則的に日本人の方との交通事故と同じです。

しかし、相手が外国人だと日本を離れてしまう可能性が皆無ではありません。

すみやかに警察や保険会社に連絡し、落ち着いて処理を進めましょう。

日本人同士でも交通事故トラブルは絶えない話です。

まずは忘れずに相手の身元を確認する事が重要です。

外国人 無保険車

外国人が日本で車を運転する事が出来る条件は?

日本にいる外国人の方は、

  • 永住者
  • 就労ビザを有して働いている人、
  • 短期の観光客
  • 密入国(不法滞在者※ビザ切れ)

のどれかだと考えられます。

こういった外国人方の場合、日本国内で自動車を運転するには

基本的に、下記の3通りの方法で免許証を所持している必要があります。

     日本国内で運転免許証を取得した場合

     ジュネーブ交通条約締に基づく国際免許証を所持している場合

     特定の国・地域(スイス連邦、スロベニア共和国、ドイツ連邦共和国、

フランス共和国、ベルギー王国、モナコ公国、台湾)の運転免許証と

その翻訳文を所持している場合

参考 https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/menkyo/kokugai/gaikokumenkyo.html

外国人追突事故の対応

外国人運転手との交通事故が起きた時

適用される法律は日本人と一緒です。

原則的には、外国人の方であっても、日本にいる以上は日本の法律が適用されます。

手続きをする際も、日本での通常の交通事故処理に準じます。

外国人運転者の交通事故で、一番厄介なのは不法滞在者です。不法滞在者は、すでに不法滞在という犯罪者ですから、当て逃げ・ひき逃げなどを引き起こす可能性が高いからです。

なので『外国人だ!と慌てずに、ますは下記の対応をしっかりするようにして下さい

①  相手の身分確認

交通事故の相手運転手が外国人の方の場合、最初に行うべき事は身分の確認です。

警察が来る前に、まず相手の住所や連絡先を自分から聞くことが重要です。

相手が不法滞在者であったような場合は、警察が到着し次第、逮捕されるはずです。

なので、逃亡数リスクもあることをありますので油断しないようにして下さい

 ②相手が加入している保険会社の確認、自賠責保険の有無の確認

・相手が国内居住者(永住者)

国内居住者で、任意保険に加入している場合、その保険会社から補償を受けることになるため、交通事故の相手が加入している保険会社と交渉することになります。

・相手が、就労ビザを有して働いている人、短期の観光客(旅行者)

旅行者が大手レンタカーを利用していた時、大抵保険に加入するため、そこから損害賠償金が補われる可能性が高いのですが、なかには違法行為のレンタカー会社もあるので注意が必要です。

※違法行為レンタカー業者とは?

日本での運転に必要な免許証を持っていない外国人に車を貸してしまう業者

事故が起きる→加害者の外国人がすぐに帰国してしまう→警察側では人身事故の手続きが取れなくなり、保険会社からは物損事故として扱われ、多額の損害を自腹で払わなければいけなくなる可能性がおきる。

追突事故 むちうち

まとめ~外国人との交通事故が起こったら~

1.『身分証の確認』

2.『相手の保険会社を確認』

3.『車検証の確認』※警察もしてくれますが、自分でも把握しておきましょう

車検証もしっかりと確認するようにしましょう!

なぜ車検証?

  • 車の外国人所有者が、すでに出国している車
  • 又貸ししている車
  • 盗難車

などの可能性もあります

※③の場合は、即身柄拘束ですから、逃走の可能性もあります。何が起こるかわかりませんので、出来る限り事故現場周囲の人にも助けを求める事が必須です。

 

なぜ日本に滞在?どんな資格で日本にいるのか?相手の滞留期間は?など、少しでも情報確認をすることを心がけて下さい。

 

レンタカー 交通事故 ケガ 

もしもの時の為に、入っておくべき任意保険

交通事故の相手が外国人で、任意保険に入っていない場合は、自賠責保険からの補償となります。受け取れる金額は任意保険による補償のときよりも限定されてしまいます。

その場合は、自分の任意保険で賄う必要があります。

2023年現在は、約88.4%の任意保険加入率です。

同じ直線道を車が100台走行中、約12台の車が任意保険未加入。。。

結構怖い数字かもしれません。

※備考

人身傷害補償特約とは?

契約した自動車に乗っている間、交通事故で死亡、傷害(怪我)・後遺障害を負った時、相手との示談解決を待たずに契約の範囲内で保険金の支払いされるものが人身傷害補償特約です。

相手から補償された金額が損害総額に満たない時、その不足分を補うことも可能。

相手が任意保険に未加入、双方に過失がある、相手に逃げられてしまった時に、非常に役立ちます。

 車両保険とは?

契約車両が、事故、落書き、盗難、当て逃げなど、様々な要因で必要となった修理代を補償してくれるのが車両保険です。

相手が任意保険に未加入、双方に過失がある、相手に逃げられてしまった時に、車の修理代を相手から回収できないと自費となる可能性が高くなります。車両保険に加入していれば、保険金で修理が可能となるので、高額な修理代の時に役に立ちます。

交差点事故 過失割合

~さいごに~

当院でも外国人ドライバーに追突されてその逃走した交通事故の話です。

  • ドライブレコーダーに車のナンバー・顔が鮮明に写っている
  • Nシステムにも反応している
  • 警察に届け出済み

のにも関わらず、

  • 車の所有者がすでに国外にいる
  • 車検証住所地に別人が居住している※ドライブレコーダーの人物と別人

との事で、事故を起こした外国人が捕まらない交通事故の事件があります。

※この方は任意保険(人身傷害)加入・車両保険未加入

 

逃走車両を追いかけたい気持ちはありますが、それで事故を起こしたら大変です。

0台に1台は任意保険加入していない現代です。

外国人ドライバーだけでなく、日本人ドライバーにも注意をしなければならない。

少し理不尽な話かもしれませんが、万が一の時、自分自身を守るため、人身傷害補償特約や車両保険などには加入しておいたほうが間違いないとおもいます。