Blog記事一覧 > 10月, 2023 | さいたま市緑区の交通事故治療専門院 さいたま市緑区交通事故治療情報センターの記事一覧
交通事故の被害者になってしまった!
交通事故の被害者になった場合、交通事故の事故状況と事故の大きさなどで様々に対応ステップがあります。しかしどのような交通事故状況でも適切な行動を取る必要があります。今回の手順は一般的な交通事故の被害者になってしまった時にガイドラインをご案内します。
大小かかわらず、車の交通事故・自転車の交通事故・バイクの交通事故、また現在では、歩行者の交通事故(歩きスマホ衝突・イヤホン衝突など)すべて警察に連絡して現場検証をしておけば、『何月何日にここで交通事故が起こった』と証明出来る事になります。
交通事故が発生した時に警察に連絡しておかないと、さまざまなトラブルに巻き込まれてしまうがありますので、必ず交通事故に遭ったら警察に連絡!必須事項として忘れないようにして下さい。
交通事故被害者になってしまったら
始めて交通事故の被害者になってしまった時、ほとんどの人は、慌ててしまいます。またどうしてよいかわからないこともしばしば。。。
しっかりと下記の基本行動をするようにして下さい。
1.安全確保
・事故現場で安全な場所に移動する。
2.警察に交通事故発生報告のTEL、状況に応じて救急隊も依頼する。
・TELで警察の指示に従う。
※車が動ける状態であれば、路肩に移動する。(移動に関して不明点がある場合、警察に確認する)
・動くのに困難なケガをしている場合
TELにて救急隊の指示に従い応急処置をする
※必要に応じて急救車を要請する
3.警察到着
・事故の発生状況を警察に報告する。※警察の報告書は後の法的手続きで重要です。
事故の詳細を記録する。
・相手の車のナンバープレート
・相手のTEL確認※携帯番号だけでなく、自宅電話番号も確認する
・ドライバーの免許証情報(氏名・住所・免許証番号)
・任意保険情報
・事故場所と時間などを含めて記録します。※後日、交通事故証明書に記載される情報です。
・目撃証言(目撃者がいれば、その人たちに事故の証言をしてもらう。万が一に、加害者に都合よく保険会社に事故報告をされた場合、目撃者証言があると助かる事もあります。
目撃者にお願いして万が一何かあった時にお願いできるように、連絡先TELを聞いておくと良いです。
・証拠の保管写真を撮っておく※後でトラブルになる場合役に立つことがあります。
現場道路・車の損傷・ブレーキ痕などがあると良いと思います。
・ドライブレコーダーの保存
4.保険会社への連絡:
・自分の保険会社に連絡する。
※今後どのようにして良いかアドバイスを受けると良いと思います。
・相手の車の任意保険会社からの連絡をある場合、保険会社に連絡して事故を報告する。
5.交通事故で身体に痛みが出たら
交通事故で怪我をして痛みがある場合や気になる場合すぐに医療機関に受診するようにしましょう。※但し相手側の任意保険会社担当が決まる前の受診となりますので、一時保証金等の建て替えが必要になるケースがあります。
また、交通事故後の翌日~1週間後ぐらいに遅発的に痛みが出る場合もあります。少しでも違和感等が気になるようでしたら必ず医療機関に受診して下さい。
6.相手側の主張と異なり過失割合等でもめたりする場合、また事故の状況や責任が明確でない場合、弁護士による法的支援を受けることを検討しましょう。
弁護士に相談することが役立つことがあります。
7.精神的ケア
交通事故で以外に多い問題で、事故のストレスやトラウマも発症する事があります。
対処するためには、心理的なサポートが出来る医療機関の受診も大切です。
まとめ
最も重要なのは、事故直後は安全を最優先にし、その後体の治療、車や周辺施設などの修理など、法律と適切な手続きを進めていく事が、事故によるあらゆる被害を最小限に抑える事が出来ます。
交通事故の大小かかわらず、『必ず警察に連絡する事』を忘れないようにして下さいね。
警察を呼ばなかった場合、事故の責任や証拠の確保が難しくなる可能性があり、相手側と大きなトラブルになってしまう事があるので注意して下さい。
何か困ったことがありましたら、出来る限り早めの段階でご相談下さい。