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自動車同士の非接触事故とは?接触していなくても事故になるケース
一般的に「交通事故=車同士の衝突」のイメージを持つ方が多いですが、実際には車がぶつかっていなくても交通事故と認定されるケース=【非接触事故】も存在します。
これは法律上も「交通事故」と認められる場合があり、加害者・被害者双方にとって非常に判断が難しい事故のひとつです。
法律上は「他の車の運転行為によって事故が発生した」と認められれば交通事故とされ、自賠責保険や任意保険の補償対象になります。
非接触事故の具体例
進路妨害による回避行動
交差点で急に割り込んできた車を避けようとして縁石や電柱に衝突したり、対向車や横から割り込んできた車を避けるためにハンドルを切り、ガードレールや電柱に衝突してしまった場合。
→ 実際に接触はしていませんが、進路妨害が原因で事故が発生しています。
加害車両とは接触していなくても、その危険な行為が原因と認められる可能性があります。
急な割り込みや急停止、急な進路変更
前の車が急に割り込んできてブレーキを踏んだ結果、後続車が単独でスリップ・転倒してしまうケース。
→前を走る車が合図なしに急停止し、後続車がスリップして単独事故。この場合、前方車の過失が発生するケースとなります。
二輪車との関係(幅寄せによる二輪車の転倒)
車がバイクや自転車を無理に追い越そうとして幅寄せ、接触はしてないがバランスを崩して転倒。
→このケースは実際に多く、ドライブレコーダー映像が決め手になることが多いです。
路上障害物を避けるように追い込まれたケース(進路妨害)
大型車が進路をふさぐように走行し、避けた結果ガードレールに接触。
過失割合の考え方
非接触事故では、加害車両が存在することをどう証明するか が大きなポイントになります。
加害車両が特定できる場合
→ 危険な運転が証明されれば、加害車側の過失が大きくなります。
加害車が明確に特定され、危険な運転が立証できれば「加害車側の過失」が大きく認められます。
加害車両が特定できない場合
→ 単独事故とされることが多く、被害者自身の保険(人身傷害補償など)を使うことになります。
加害車がそのまま走り去ってしまい、証拠がない場合は「単独事故」とされてしまうケースも少なくありません。また、証拠が乏しい場合、保険会社とのやり取りが難航するケースがあり、早めの専門相談が必要です。
このため、ドライブレコーダーの映像や目撃証言の確保が極めて重要となります。
実際にあった事例
事例1
当院に通院された患者様のケースでは、交差点で横から割り込んできた車を避けてハンドルを切ったところ、縁石に乗り上げて事故になりました。相手車両は止まらずに走り去りましたが、幸いドライブレコーダーに映像が残っており、保険会社に「非接触事故」として認められ、治療費も自賠責保険で補償された事例があります。
事例2
当院に来院された患者様のケースでは、交差点で右折してきた車がセンターラインを大きくはみ出し、避けようとしたところ縁石に衝突。相手の車は接触せずにそのまま走り去りました。幸いドライブレコーダーに映像が残っており、警察も加害車の特定に動いてくれたため、自賠責保険を利用して治療が可能になった事例があります。
事例3
当院に通院された患者様のケースでは、交差点を直進進入した時に、対向車がいきなり右折を開始してきたため、急ブレーキをかけ何とか急停車出来たが、車内の荷物は散乱破壊、同乗者はシートベルト損傷や強いムチウチ負傷となりました。
相手車両が逃走しようとしたところ、同乗者が車両及び車のナンバーを警察に連絡できたため、加害者車両を捕獲し、またドライブレコーダーにて、【相手の過失を証明の立証】ができたため、自賠責保険及び任意保険を利用し治療可能になった事例があります。
非接触事故に遭ったときの対応
1.すぐに 警察へ通報する。
【加害車両の特徴・ナンバー・逃走方向】
2.ドライブレコーダー映像や目撃証言を確保する。警察に相手車両を特定してもらう。
3.保険会社に「非接触事故であること」をしっかり説明
4.自覚症状が軽くても必ず早めの段階で、医療機関や接骨院を受診する(後からむち打ちや腰痛が出ることが多い)
花月接骨院でのサポート
非接触事故の場合でも、むち打ち症・腰痛・打撲などの症状が出ることは珍しくありません。自賠責保険・任意保険での治療が可能となります。
もちろんこちら側に過失が大きくある場合は、健康保険扱いになる可能性もあります。
当院では、事故直後の検査・施術・医療機関紹介、保険会社とのやり取りに関するご相談は顧問弁護士に無料相談できるようにサポートしています。
非接触事故でお困りの場合、【さいたま市緑区原山の花月接骨院0120-905-505】まで早めの段階でご連絡ください。
まとめ
非接触事故は「証明の有無」がすべて。ドライブレコーダーの装着は非常に有効です。
またドライブレコーダーがなかった場合、事故現場の防犯カメラ映像の保存できるようでしたら、早めに対応するようにしてください。
交通事故過失割合シリーズの総まとめ
結論:過失割合紛争トラブルに巻き込まれないようにするために!
最重要はドライブレコーダーを装着すること!そして必ず事故の映像を保存すること。
別冊判例タイムズ38号による過失割合だけで判断されないようにしましょう!
高速道路での交通事故と過失割合について
高速道路は一般道路と比べて速度が高く、事故が起こると被害が大きくなりやすい場所です。特に追突事故や車線変更時の接触事故は頻繁に発生します。今回は、高速道路でよくある事故パターンと過失割合の考え方、実際の対応のポイントについて解説します。
よくある高速道路上の交通事故パターン
・追突事故(渋滞中や減速時)
高速道路では急な渋滞や減速が原因で追突が多発する交通事故。
過失割合は「追突車:前方車=100:0」が基本。
・車線変更時の接触事故
無理な車線変更や死角確認不足による交通事故。
基本的には「車線変更車の過失が大きい」です。
しかし相手車両が、極端にスピードを出していた場合は過失割合修正されることもあります。
・合流地点での事故
高速道路への合流や分岐での接触。
「合流車の過失が大きい」とされます。
しかし本線走行車両側にも注意義務があるため、場合によっては7:3や6:4になってしまうこともあります。
実際にあった高速道路の交通事故のケガ事例
高速道路の渋滞末尾で停車中に後方から追突され、さらにその後続車が玉突きのようにぶつかってきたケースがありました。首のむち打ち症状が長く続き、日常生活や仕事にも影響が出ました。このように高速道路での事故は衝撃が強く、後遺障害に発展するリスクも高いケガとなることが特徴のひとつです。
高速道路事故に遭った時の対応
・すぐに路肩や安全な場所へ避難する(二次事故防止が最優先)
・ハザードランプ・発煙筒・三角表示板を使用
・110番通報・NEXCOへ連絡
・けがをした場合は速やかに救急搬送を依頼し、その後は病院で精密検査を受けてください。
花月接骨院でできるサポート
高速道路の追突事故・玉突き事故・多重事故では体が受ける衝撃が強く「むち打ち症」や「腰の痛み」の治療が長期になるケースがあります。
花月接骨院は、スポーツ障害・スポーツのケガの治療の早期快復ができる接骨院です。交通事故の強い衝撃性(炎症期からリハビリ期)までその急性期・亜急性期・慢世紀の症状に合わせた合わせた施術を行い、できる限り日常生活に支障をきたさないように早期回復の治療を行います。
高速道路での交通事故のケガの場合、遠方での救急病院受診が多くなる傾向で、地元に戻ってきてからの病院転院・リハビリ等のご相談が多くあります。
当院では、セカンドオピニオンができる病院をご紹介し、医療連携で交通事故治療も可能です。
ご相談は 0120-905-505さいたま市緑区原山の花月接骨院までお気軽にどうぞ。
追突による玉突き事故の過失割合と対応
交通量の多い道路や渋滞時に特に起こりやすいのが「追突による玉突き事故」です。
前方の車が急停止した際に、後続車が追突し、その衝撃でさらに前の車へと次々にぶつかってしまう交通事故のケースです。
一度に複数台が関わるため、当事者間で「誰が悪いのか」「修理費用はどこに請求するのか」といったトラブルに発展しやすい交通事故のひとつです。
玉突き事故の過失割合
玉突き事故では、基本的に後方から追突した車両に過失が大きくなるのが原則です。
ただし、事故の状況によって過失割合は変わります。
前方車が急ブレーキをかけた場合
通常は後続車に前方不注意があると判断されますが、急ブレーキが不自然な場合(進路妨害や危険運転など)には前方車にも一部過失がつくことがあります。
渋滞中の玉突き
信号待ちや渋滞停止中に、後ろの車が突っ込んできた場合は、基本的に最後尾の車の責任が大きくなります。
※ただし「二番目の車が適切な車間距離を保っていなかった」場合は、その車にも一定の過失が発生することがあります。
高速道路での多重衝突
霧・雪・雨などの悪天候や視界不良で発生するケースでは、複数台に責任が及ぶこともあります。状況証拠や実況見分の結果によって過失割合が大きく変動します。
実際にあったケース
信号待ちで停車中に後方からトラックに追突され、その衝撃で前の車にもぶつかってしまいました。ご本人は「自分が前の車にぶつけてしまったから責任があるのでは」と不安に感じていましたが、実際には原因となった最後尾のトラックに過失となりました。
このケースでは、自賠責保険と任意保険を併用して治療費・修理費がカバーされ、通院治療もスムーズに進みました。
玉突き事故に遭った時の対応ポイント
・事故直後は 安全確保と二次被害防止 を最優先
・すぐに警察へ連絡し、必ず事故証明を取得
・関わった車の運転者・同乗者の連絡先を控えておく
・自分が「前の車に当たったから過失がある」と早合点せず、保険会社・弁護士に相談
・首や腰のむち打ち症は、後から症状が出ることが多いため、必ず医療機関や接骨院で診察を受ける
花月接骨院でのサポート
玉突き事故では、第一次の後方からの衝撃と第二次の前方衝突による衝撃が強く、
首・肩・腰・シートベルト装着部にダメージが残りやすいのが特徴です。
むち打ち症、腰痛、頭痛、手足のしびれ、シートベルトによる胸部打撲・肩部打撲など、後から出てくる症状も少なくありません。
花月接骨院(埼玉県さいたま市緑区原山)では、玉突き事故のケガの場合でも、しっかり自賠責保険を使った交通事故治療に対応し、交通事故治療のサポートと顧問弁護士による無料相談を行っておりますので、お困りの際は 【花月接骨院(0120-905-505)】 までお気軽にご連絡ください。患者様の身体の早期快復をサポートいたします。
交差点での車とバイク事故と交通事故過失割合
交差点は車同士だけでなく、バイクとの接触事故も多発する危険な場所です。バイクは小回りが利き視認性も低いため、四輪車から見落とされやすいという特徴があります。
・特にバイクは車体が小さく見落とされやすいこと(死角に入りやすい)
・転倒のリスクが高いこと(二輪であること)
・左折車に巻き込まれやすいこと
・車との速度感覚が異なること
など、交差点でのバイク事故は守る車体が無いこともあり、重大なケガにつながりやすい特徴があります。
交差点でのバイク事故は、過失割合の判断が難しいケースが多いです。
今回は「交差点で起こるバイク事故」に焦点を当て、過失割合や注意点について解説していきたいと思います。
交差点でのバイク事故の代表的なケース
右折車と直進バイクの衝突
車が右折しようとした際に、直進してきたバイクと衝突するケース
→ この場合、原則的には直進優先のため、車側の過失が大きくなります。
過失割合例:車80%:バイク20%
※ただし、バイクが著しくスピードを出していた場合や、信号無視をしていた場合はバイク側の過失も加算されます。
信号無視による衝突
信号を無視した車やバイクが交差点に進入し、衝突するケース
→信号無視をした側の過失が大きくなります。
過失割合例:信号無視した側90%:被害側10%
出会い頭の事故
信号のない交差点で、優先道路側を走るバイクと、非優先道路から出てきた車の衝突したケース
→ 優先道路を走行していたバイクに有利に働くことが多く、車側の過失割合が大きくなります。
過失割合例:車90%:バイク10%
左折車と直進バイクの接触
車が左折する際に並走していたバイクと接触するケース。
四輪車が巻き込み確認を怠った場合、車側の過失が大きくなります。
過失割合例:車70~80%:バイク30~20%
バイク事故の特徴
・車と違い、ちょっとした衝突でも転倒しやすいため ケガの重症化リスクが高い。
・相手が「バイクはスピードを出している」と主張し、過失割合の交渉でトラブルになりやすい。
バイク運転者の交通事故対策
バイク用のドライブレコーダーを装着しておくこと
バイク事故の場合、大きなけがのリスクが高くそのまま救急搬送されてしまうことが多い為、その後の事故現場検証には、ドライブレコーダーがとても重要になります。
ない場合は事故現場付近の防犯カメラも主張に役に立つこともあります。
自分の主張を立証するためにもドライブレコーダーは装着しておきましょう!
・バイクは常に「見落とされやすい存在」であると意識する
・交差点では減速し、ドライバーの動きをよく観察する
・夜間はライトや反射材を活用し、視認性を高める
実際にあったケースからのアドバイス
青信号で直進していた際、右折車に巻き込まれる形で正面衝突し、転倒し大きなケガを負いました。
相手側は「バイクがスピードを出していた」と主張
しかし交差点付近の防犯カメラ映像があったためその映像が証拠となり、最終的には 車の過失が80%以上 と認定されました。
バイク事故では 証拠の確保が命綱。可能であればドラレコをつけておく、事故後は周囲のカメラ位置を確認するなど、早めの行動が大切です。
まとめ
交差点でのバイク事故は、車のドライバーから見落とされやすく、被害者側が大きなダメージを受けやすい事故となります。
交差点でのバイク事故は「車が大きな過失を負うケース」が多いですが、バイクの速度超過や無理なすり抜けが認定されると過失割合が変わる交通事故となります。
車の運転者は、
・直進バイク優先の原則を覚えておく
・信号や優先道路の有無で過失割合が変わる
・事故後は証拠をしっかり確保する
・左折・右折時に必ず後方・死角を確認する
バイクの運転者は、
・ドライバーは自分が見えていないと思いながら運転すること
・交差点では左折車の巻き込み事故のリスクがある危機感を持つこと
・交差点直進するときは、対向車が急に右折してくるリスクがある危機感を持つこと
・高速道路では、渋滞時にすり抜けをしないようにすること
これらを意識するだけでも、バイク運転中による交通事故のリスクに大きな違いが出てきます。
もしバイクで交通事故に遭われてしまった場合は、治療だけでなく過失割合や保険対応で悩むことも多いです。
当院では、交通事故治療のサポートと顧問弁護士による無料相談を行っておりますので、お困りの際は 【花月接骨院(0120-905-505)】 までお気軽にご連絡ください。
歩行者と自動車の交通事故
日常生活の中で最も多い交通事故のひとつが「歩行者と自動車の事故」です。
特に横断歩道付近や住宅街の狭い道路、夕暮れや夜間の時間帯に多発する傾向があります。
車同士の事故と比べて、歩行者は身体が直接衝撃を受けるため、ケガが全身打撲や骨折・脱臼・筋挫傷・捻挫・むちうち等の多重のケガを受けてしまい、重症化しやすいことが大きな特徴です。
歩行者の交通事故の主な事故ケース
横断歩道上での事故
車両は横断歩道の手前で必ず歩行者を優先しなければなりません。信号のある横断歩道でも、青信号で渡っている歩行者に対しては当然車が停止義務を負います。
事故例
・信号機付き横断歩道:青信号で渡っている歩行者に対して車が信号無視・右左折時に
触。
・信号機のない横断歩道:車が一時停止せず通過し、横断歩行者と衝突。
信号無視や飛び出しによる事故
歩行者が赤信号を無視した場合や、急に飛び出した場合は歩行者側の過失も認められますが、それでも車には前方不注意や速度調整義務が問われることが多いです。
事故例
・歩行者が赤信号を無視して横断してしまうケース。
・小さな子どもが急に飛び出すことも多く、ドライバーが回避しきれない事故ケース。
夜間・見通しの悪い場所での事故
ドライバーから歩行者の発見が遅れるケース。特に黒系の服を着ている場合、事故リスクが高まります。
事故例
夜間や薄暗い時間帯での事故の多くは、黒っぽい服装(認識されにくい服装)をしている歩行者で、ドライバーから見えにくく、発見の遅れが原因で事故が多発。
交差点付近での事故
横断歩道の手前や脇を横断してしまい、左折・右折車と接触。
事故例
特に夜間や雨天時は視認性が低下しやすい。
道路横断中(横断歩道以外)での事故
横断歩道が近くにあるにも関わらず、横断歩道以外の場所を横切るケース。
事故例
駐車車両の陰から出てきた歩行者と接触する事故も多い。
後退する車との接触事故
駐車場やコンビニの出入口で、バックしてきた車に歩行者が巻き込まれる。
事故例
特に高齢者や小児(背の低い方々)はドライバーから確認できず、発見が遅れ接触する事故が多い。
自転車との接触を伴うケース
車道寄りを歩いている歩行者と自転車が接触し、そのはずみで自動車事故につながる場合もある。
歩行者の交通事故ポイント
横断歩道・交差点・駐車場が歩行者事故の「三大危険ポイント」となります。
過失割合の考え方
自動車と歩行者の事故では、基本的に「歩行者保護の原則」が適用されます。
1.横断歩道上での事故 → 車側がほぼ100%の過失
2.信号無視の歩行者と車 → 車80%、歩行者20%程度が目安
3.飛び出し → 車60~70%、歩行者30~40%程度
が基本過失割合となります。
ただし、現場の状況や監視カメラ映像によって過失割合が大きく変わることもあります。
歩行者の交通事故防止のためにできること
歩行者は「横断歩道を利用する・左右確認を徹底する・夜間は明るい服や反射材を使う」ことが重要で、ドライバー側も「歩行者優先・一時停止の徹底・死角確認」を意識することで事故を防ぐことができます。
ドライバー側として、横断歩道では必ず減速・停止、特に学校や住宅街では徐行を徹底。
歩行者側として、路上横断は横断歩道原則、信号を守る、左右確認、夜間・夕暮れは反射材や明るい服を着用を心がける。
花月接骨院でできるサポート
歩行者事故では「むち打ち」「打撲」「骨折後のリハビリ」などが多く見られます。
花月接骨院では、事故直後の応急処置・医療機関への紹介からリハビリ、日常生活への復帰・無料弁護士相談のご案内までサポートしています。
もちろん、交通事故のおケガの治療・リハビリについては、安心してお任せ下さい。
保険会社とのやり取り(一括対応・被害者請求)もご相談・対応可能です。いただけままずはお気軽【さいたま市緑区原山 花月接骨院 0120-905-505】にお問い合わせください。
自転車・歩行者と自動車の事故の過失割合
交通事故の中で最も重大な被害につながりやすいのが、自転車と自動車の事故。
通勤・通学や買い物などの日常の移動で頻繁に起こるため、非常に身近な交通事故のひとつです。特に都市部では道路が狭く、交差点や横断歩道での事故は頻繁に発生しており、被害者が重症化しやすいのが特徴です。
今回は、過失割合の基本と、実際にあった事故例を交えたブログを記載します。
代表的な自転車・歩行者・自動車事故パターンと過失割合
過失割合は自転車事故の状況によって異なりますが、基本的な考え方は次の通りです。
自動車VS自転車
交差点での出会い頭事故
自動車:70%VS自転車:30%
自動車の方が速度が出ているため過失が大きくなります。ただし自転車側が、一時停止無視や飛び出しをした場合、過失割合は大きく変化します。
自転車の一時停止無視による衝突
自動車:20〜30%VS自転車:70〜80%
信号や一時停止を守らなかった自転車に大きな責任が問われます。
車道を逆走していた自転車との事故
自動車:10〜20%VS自転車:80〜90%
自転車は車両と同じ「左側通行」の義務があり、逆走は大きな違反行為とされます。
自動車の左折巻き込み事故
自動車:80%VS自転車:20%
自転車は左折車の死角に入りやすいため、自動車側の注意義務違反が大きく問われます。
歩行者VS自動車
横断歩道上で歩行者が青信号 → 自動車が赤信号無視
自動車側100%の過失
歩行者が横断禁止場所を横断 → 自動車が徐行・注意不足
自動車80〜90%:歩行者10〜20%
夜間・雨天・服装(黒系など)で視認性が低い場合
自動車の過失が重いが、歩行者にも数%の過失が加算されることもあります。
基本として、歩行者は“弱者”として優先されるため、自動車側に重い責任が課せられるのが基本です。
実際にあったケースからのアドバイス
例1
以前、通学中の高校生が自転車で横断歩道を渡ろうとした際、左折してきた車と接触した事故がありました。幸い軽傷で済みましたが、自動車のドライバーは「歩行者を優先させる義務」があるため大きな過失が認められました。
ポイントは「自転車が横断歩道を渡るときは、原則として自転車から降りて押すのが安全」ということです。特に夜間はライトを点け、反射材を身につけることが事故防止につながります。
例2
ある高齢の歩行者が、横断歩道を青信号で渡っていたところ、右折車が急いで侵入してきて接触事故が発生しました。結果として、歩行者は骨折で長期入院。自動車側の過失はほぼ100%とされました。しかし、歩行者側が夜間に黒っぽい服を着ていたため、自動車側の「前方不注意」だけでなく「歩行者の視認性」も裁判で議論されました。
このように、歩行者でも「事故を避けるための注意義務」を果たす必要があります。
事故防止のためにできること
自動車側:交差点では歩行者優先、横断歩道前で必ず減速・一時停止
歩行者側:夜間は明るい服や反射材を使用、信号遵守
両者とも:視認性を意識し、互いに「見えているだろう」と過信しない
接骨院からの視点
自転車事故では、むち打ち・手首・肘・膝・足首等の捻挫・打撲・擦過傷・骨折などが多く見られます。
初期にしっかりと治療を行わないと後遺症が残ることもあるため、事故直後から早めの対応が重要です。
事故防止のためにできることのまとめ
自動車側:交差点では歩行者優先、横断歩道前で必ず減速・一時停止
歩行者側:夜間は明るい服や反射材を使用、信号遵守
両者とも:視認性を意識し、互いに「見えているだろう」と過信しない
歩行者事故・自転車事故は、命に関わるリスクが高いため、過失割合も自動車側に厳しく設定されがちです。歩行者・自転車もできる限りの安全対策を行うことが、自分の命を守ることにつながります。
もし事故に遭ってケガをしまった場合、過失割合でトラブルがある場合、交通事故に強い顧問弁護士に無料で相談できる当院まで起きがるにご来院ください。

駐車場内での交通事故と過失割合とは?
スーパーや商業施設の駐車場、マンションの敷地内など、日常生活で意外に多いのが「駐車場内での交通事故」です。信号がなく、狭い通路や出入口で起こるため、過失割合の判断が難しいケースが多くなります。今回は駐車場内の事故について、基本の過失割合と事故後の対応を解説します。
基本的な過失割合
駐車場内での事故は、道路交通法よりも「安全確認義務」「注意義務」がポイントになります。
出入り口から進入した車:70%
駐車場内を走行していた車:30%
進入車は、駐車場の通路や歩行者に注意して進まなければならないため過失が重めになります。
過失割合が変わるケース
一時停止をしていなかった場合
出入口に停止義務があるのに無視して進入すると、過失がさらに重くなります。
例:進入車80%:駐車場内車20%
駐車場内車が急加速や不注意の場合
歩行者や他車に注意を払わず走行していた場合は、割合が逆転することもあります。
バック時の事故
駐車枠から出る際に後退してぶつけた場合、バックした側の責任が大きくなります。
例:バック車90%:進入車10%
歩行者が関与した場合
車同士だけでなく歩行者が絡むと、歩行者保護の原則でドライバーの過失が重くなることがあります。
駐車場内事故の実際の対応
- 警察への通報
「小さい事故だから」と自己解決すると、後から保険が使えなくなる場合があります。必ず警察に届け出て事故証明を取得しましょう。
- 証拠の確保
ドライブレコーダー映像
現場の写真(標識、駐車枠、損傷箇所)
目撃者情報
駐車場内は見通しが悪く、双方の主張が食い違いやすいので証拠が重要です。
- 病院受診
軽度の衝撃の交通事故直後は、痛みが出ないことがありますが、むち打ち症状や打撲は後から現れることが多いです。事故後は早めの受診が大切です。
- 接骨院でのリハビリ
病院で診断を受けた後は、自賠責保険を使って接骨院での治療が可能です。首・腰・肩の痛みや打撲の改善、後遺症防止に役立ちます。
- 保険会社とのやり取り
過失割合や治療費、慰謝料について、保険会社とのトラブルも発生しやすいので、わからない場合は専門家に相談すると安心です。
まとめ
駐車場内事故の基本過失割合は 進入車70%:駐車場内車30%
バック時や不注意運転、歩行者関与で割合が変動する
証拠確保・病院受診・接骨院リハビリが重要
保険会社との交渉で迷ったら専門家へ相談
交通事故治療のご相談は 花月接骨院(埼玉県さいたま市緑区原山)へ
「駐車場事故(駐車場でぶつけられた)後に、首や腰の痛みが出てきた」「過失割合のことで困っている」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
右折車と直進車(右直事故)の過失割合とは?
交差点でよく発生する事故のひとつが「右直事故」です。これは、右折車と対向直進車が衝突するケースを指します。
直進車は信号に従って走行しているため「直進車が優先」とされますが、右折車側も注意義務を負っており、過失割合は状況によって大きく変わります。
基本的な過失割合
右折車:80%
直進車:20%
右折車は「対向直進車の通行を妨げてはいけない」という義務があるため、右折車側の責任が大きくなります。しかし、直進車にも「速度遵守」「信号確認」といった義務があるため、20%程度の過失が認められるのが一般的です。
過失割合が修正されるケース
右直事故は状況によって過失割合が大きく動くのが特徴です。
直進車が信号無視していた場合
直進車の過失が大幅に増え、右折車20%:直進車80%になることもあります。
直進車が著しい速度違反をしていた場合
制限速度を大きく超えていた場合、直進車の過失が30〜40%程度に上がります。
右折車が早めに右折開始していた場合
黄信号や赤信号に変わる直前に「急いで右折」した場合は右折車の過失がより重く(90%以上)なることがあります。
直進車が優先道路でない場合
交差点の形状や道路標識によっては、直進車にも大きな過失がつく場合があります。
事故に遭ったときの対応
- 証拠を残す
右直事故は「どちらが優先だったか」「スピードはどうだったか」で争いになることが非常に多いです。
・ドライブレコーダーの映像
・交差点の信号や標識が写った写真
・目撃者の証言
これらが過失割合を決める大きな要素になります。
- 警察に届け出をする
軽い事故に見えても、必ず警察に通報し事故証明を取ることが必要です。
- 医療機関を早めに受診
右直事故は車の側面や前方が大きく損傷することが多く、首・腰のむち打ちや打撲(ダッシュボード損傷)、骨折のリスクも高いです。事故直後は痛みがなくても必ず受診してください。
- 接骨院でのリハビリも有効
医師の診断を受けていれば、自賠責保険を使って接骨院での施術(電気治療・手技療法・リハビリ)が可能です。特に側方からの衝撃によるむち打ち症状は、投薬だけでなく、接骨院でのリハビリ治療が有効です。
- 保険会社との対応に注意
「右直事故」は過失割合が争点になるため、保険会社との交渉でトラブルが多く、過失割合が決まるまで長引きやすい事故です。納得できない場合は、専門家や弁護士に相談しましょう。しっかり証拠を残しておくことがポイントとなります。
まとめ
右直事故の基本過失割合は 右折車80%、直進車20%
信号無視や速度違反などの状況によって過失割合は大きく変動する
実際の事故では、証拠確保・病院受診・接骨院でのリハビリが重要
保険会社とのやり取りで不安がある場合は専門家に相談を
交通事故治療のご相談は 花月接骨院(埼玉県さいたま市緑区原山)に、「右直事故後に首や腰の痛みが出てきた」「過失割合のことで困っている」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
一時停止無視による出会い頭事故の過失割合とは?
交差点事故の中でも多いのが「一時停止無視」による出会い頭の衝突です。住宅街や見通しの悪い交差点でよく発生し、大きなけがにつながる危険な事故です。今回は、一時停止違反が原因の出会い頭事故について、過失割合と事故後の対応を解説します。
基本的な過失割合
一時停止を無視した車:80%
優先道路を走行していた車:20%
一時停止の標識がある道路から交差点に進入する車は、必ず一時停止して左右の安全を確認しなければなりません。そのため、一時停止を無視した車の責任が大きくなります。ただし、優先道路側にも「安全確認義務」があるため、20%程度の過失がつくのが一般的です。
過失割合が修正されるケース
一時停止側が完全に安全確認をせずに進入した場合
一方的に飛び出した場合は、過失割合が90%以上になることもあります。
優先道路側が速度超過していた場合
制限速度を大きく超えていた場合は、優先道路側の過失が25〜30%に増えることがあります。
夜間や悪天候で視界が悪い場合
ライトを点灯していなかったり、減速を怠っていた場合は優先道路側の過失が増えるケースもあります。
双方が一時停止を守らなかった場合
両方に一時停止標識があり、双方が無視した場合は、過失割合が50:50になることもあります。
実際に事故に遭ったときの対応
- 警察を必ず呼ぶ
「小さな事故だから」と自己解決すると、後で保険を使えなくなる可能性があります。必ず警察に届け出ましょう。
- 証拠を残す
ドライブレコーダーの映像
現場写真(標識や道路状況がわかるように撮影)
目撃者の証言
信号がなく「どちらが優先か」で揉めやすい事故なので、証拠が非常に重要です。
- 早めに病院を受診
出会い頭の事故は横(斜方向等)からの衝撃が強いため、むち打ちや腰痛、打撲が長引きやすいです。症状が軽くても必ず医師の診察を受けましょう。
- 接骨院でのリハビリも有効
整形外科での診断を受けた後は、自賠責保険を利用して接骨院で治療が可能です。手技療法や電気治療で、首・腰・肩などの痛みを和らげ、後遺症を防ぎます。
- 保険会社との交渉に注意
「過失割合の認定」や「治療期間の打ち切り」を巡って、保険会社との間でトラブルになることが多いです。不安があれば、交通事故に詳しい接骨院や弁護士に相談しましょう。
まとめ
一時停止無視による出会い頭事故の基本過失割合は 一時停止側80%、優先道路側20%
状況次第で90:10や70:30になることもある
納得いかない時、保険会社との交渉は、交通事故専門の弁護士に相談することをお勧めします。
交通事故のケガは、証拠の確保・病院での診断・接骨院でのリハビリが大切です。
交通事故治療のご相談は 花月接骨院(埼玉県さいたま市緑区原山)へ「事故後に首や腰の痛みが出てきた」「過失割合や保険のことで悩んでいる」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
停車中の追突事故・走行中の追突事故の過失割合とは?
交通事故の中でも最も多いのが「追突事故」です。信号待ちや渋滞中に後ろから追突されるケースが代表的で、被害者側の過失はほとんどなく、加害者側の責任が非常に重いのが特徴です。今回は追突事故における過失割合と、実際に事故に遭った場合の対応について解説します。
基本的な過失割合
追突した側(後続車):100%
追突された側(前の車):0%
道路交通法では「前方の車が急に停止することを予測し、安全な車間距離を保つ義務」が定められています。そのため、基本的には後ろから追突した車の責任が全面的に認められます。
過失割合が修正されるケース
追突事故は原則「後続車100%」ですが、以下のような特殊な事情があると、前方車にも過失が認められる場合があります。
1.急ブレーキを不必要にかけた場合
例えば、道路上に何もないのに急停車した場合。
過失割合例:後続車80%、前車20%
2.バックした車に追突した場合
赤信号待ち中に前の車が後退してきたケース。
過失割合例:後続車0%、前車100%
3.追突後の玉突き事故
A車がB車に追突し、その衝撃でB車がC車にぶつかった場合。
原則A車の責任が大きいですが、B車の停止状況などで修正されることがあります。
実際に事故に遭ったときの対応
- 警察へ通報
お互いの気持ちで物損事故で済ませると、後から痛みが出ても自賠責保険が使えない場合があります。軽い追突(接触)でも必ず警察に届け出をしましょう。
- 医療機関を受診
追突事故では「むち打ち症」(※首のむち打ち・腰のむち打ち・肩のむち打ち)が最も多く発生します。事故直後は症状がなくても、翌日以降に首・肩・腰に痛みが出るケースが非常に多いです。早めの診断が大切です。
事故後1~2週間、急に体に痛みが出てくる場合もあるので必ず早めに受診してください
- 接骨院でのリハビリ
病院で診断を受けた後は、自賠責保険を利用して接骨院でリハビリを受けることが可能です。電気治療や手技療法で、むち打ち症状や腰痛の改善を目指します。
- 保険会社とのやりとりに注意
治療費や慰謝料について、保険会社が「そろそろ治療を打ち切りましょう」と言ってくることがあります。納得できない場合は、医師や接骨院、弁護士などに相談しましょう。
追突事故のまとめ
追突事故の過失割合は 後続車100%、前方車0% が基本
急ブレーキや後退など特殊な事情があると修正されることがある
実際に事故に遭ったら、警察への通報・病院での診断・接骨院でのリハビリ を早めに行うことが重要です。
むち打ちや腰痛などの症状は後から出るため、早期の対応が回復のカギになります
交通事故治療のご相談は 花月接骨院(埼玉県さいたま市緑区原山)に、「追突事故後に首や腰の痛みが出てきた」「保険会社とのやり取りが不安」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。