交通事故後のリハビリ治療を途中でやめるとどうなる?再発・後遺症のリスク

交通事故後のリハビリを途中でやめるとどうなる?再発・後遺症のリスク
交通事故後、痛みが軽くなったからといってリハビリを途中でやめてしまう方が少なくありません。ですが実は、その判断が後遺症の原因になるケースもあります。
今回は「途中でやめるリスク」と「リハビリ継続の大切さ」について解説します。
交通事故のケガの治療をしない・治療を途中で中断してしまうデメリット
症状が残りやすい理由
事故直後は、体の防御反応でアドレナリンが分泌され、痛みを感じにくくなります。
そのため「痛くない・大したことない・もう治った」と思っても、筋肉や靭帯の損傷が残っていることが多く、しばらく期間が経過したのち(発症や痛みが気に出し始める期間は個人差がかなりあります)特にむち打ち症や腰の痛みは、時間が経ってから再発・慢性化する例が多くみられます。
ケース1
ある患者様は、事故後2週間で痛みが軽くなったためご自身でもう大丈夫!と思い、通院をやめてしまいました。しかし1カ月後、再びやっぱり首の痛みと頭痛が出て再来院。すでに保険会社担当から治療終了の話が来ていたため、残念ながら自賠責保険での治療は不可となってしまいました。
結局自賠責保は使用できず、また健康保険も使用許可が下りなかったため、全額自己負担での治療となってしまいました。
交通事故での衝撃が原因で深部の筋緊張が解消されておらず、今回は早期治療再開したことで少ない治療回数で回復しましたが、放置していれば後遺症になる可能性もありました。

リハビリを続けるメリット
・筋肉・関節の柔軟性を維持し、再発を防止
・血流を改善し、自然治癒力を高める
・神経の圧迫や歪みを整えて、痛みの根本改善につながる
リハビリは「痛みを取る」だけでなく、「痛みを出さない体に戻す」ための重要なステップとなります。

リハビリ治療を途中でやめるデメリット
・しばらくしてからやっぱり痛みがあると思うことがある
・後遺障害がのちに出現する可能性がある
・自賠責を使用しての治療が再開できない

花月接骨院でのサポート
当院(さいたま市緑区原山)では、事故後の症状や回復段階に合わせてハイボルト治療や手技療法、運動リハビリを組み合わせ、早期回復と再発防止をサポートしています。
当院では、
STEP1 急性症状期間・鎮静期
強い痛みの症状・疼痛・可動制限・腫脹・圧痛などの治療期間
多回数の通院を指導します
STEP2 改善期・リハビリ治療期
強い痛みから緩慢的な痛みする頃、残存している疼痛・可動制限、腫脹や圧痛等の治療期間
週2~4回程度の間隔を開けながらの通院を指導します
STEP3 社会復帰期・メンテナンス期
緩慢的な残存する痛み、可動制限、疼痛、圧痛等の治療期間
仕事・日常生活動作・スポーツ・家事作業等に残る支障を改善しながら体のメンテナンス治療を行い、上記の社会復帰後、後遺障害等で悩まないで済むように週1~2回程度の通院を指導します。

まとめ
交通事故後の痛みや違和感は、軽視しないこと!
他院(整形外科や接骨院)で痛みが残っているのに交通事故治療終了となりそうなとき、「まだ違和感がある」「疲れると痛みが出る」といった方は、保険会社の担当の方と相談しつつ、残された痛みを取るために当院での治療をぜひ一度ご相談を下さい。






