側道から出てきた車にぶつけられた!そのときどうする?
側道から出てきた車にぶつけられた!そのときどうする?
ドライバーの皆様こんにちは。
こんなちょっとヒヤッとするお話ありませんか?
実は先日、幹線道路を走っていたところ、突然側道から車が飛び出してきて…
【ドンッ!】と、私の車の左側にぶつけられた。
急ハンドルを切って危険回避をしたけど、同乗者があとで首が痛いといいだした。
衝突しなかったので、相手が悪いかどうかわからず。
こんなとき、どうすればいいのか。
いざというときに落ち着いて行動できるよう、正しい対処法を今回のテーマとして書きますので、ぜひご参考にしてください。
安全確保・警察通報・情報収集(保険加入有無)・治療・弁護士相談
① まずは安全を確保!そして警察に通報
事故の直後はパニックになりますが、まずは深呼吸。
自分と周囲の安全を確保して、すぐに警察(110番)に連絡します。
衝突していないときも同様です
「大きなケガもないし、まぁいっか」と思ってしまいがちですが、交通事故証明書がないと保険請求できないこともあるので、これは必須です。
② 相手の情報はしっかり確認!
加害者(=側道から出てきた車の運転手)とは、落ち着いて情報を交換します。
名前・住所・電話番号
車のナンバー
保険会社名と証券番号
免許証の写真を撮らせてもらうと安心です
相手がどんな人で、どんな保険に入っているかを知ることで、今後の対応がスムーズになります。
③ 現場の状況をスマホで撮影!
事故現場は、あとからの証拠になります。
スマホで以下のような写真を撮っておきましょう。
車の損傷箇所
両車の位置関係
道路の形状や信号、標識など
できれば「相手の車が側道から出てきた」ことが分かるような角度で撮ると◎です。
④ 必ず病院で診てもらう
事故当日は興奮していて痛みを感じにくいことがあります。
でも、翌日になって首や腰に違和感が出ることも。
「大丈夫だと思うけど…」というときでも、必ず病院に行って診断を受けましょう。
診断書があると「人身事故」として扱ってもらえるので、補償の面でも大きな違いが出てきます。
⑤ 保険会社&場合によっては弁護士へ
事故の後は、自分の保険会社にすぐ連絡。
最近は「弁護士費用特約」が付いている保険も多いので、相手側との交渉に不安があれば、プロにお任せするのも手です。
過失割合は?アドバイスは?
今回のように側道から出てきた車が原因の場合、【相手の過失がかなり大きい(8:2や9:1)】とされるケースが多いです。
アドバイス!事故対応で気をつけたいこと
「これは!」と思ったことを、アドバイスとしてまとめておきます。
1事故は“冷静さ”が一番の武器
慌てて感情的になってしまうと、相手とのやり取りもうまくいきません。
落ち着いて行動することが、結果的に自分を守ることにつながります。
2 証拠は“自分で集める”意識を
保険会社や警察に任せきりにせず、写真やメモは自分でもしっかり残すことが大事です。
「言った・言わない」になったときに、自分の証拠が強い味方になります。
3 保険は「使う前提」で見直しておこう
弁護士費用特約や人身傷害補償など、「使わなきゃ意味がない」補償がたくさんあります。
この機会に、保険内容を見直しておくのもオススメです。
まとめ 安全運転、なにより大事!
交通事故はいつ誰の身にも起こる可能性があります。
でも、知識と準備があれば、被害を最小限に抑えることができます。
運転中、側道以外の草木の陰から、思いもしないところから急に車はもちろんですが、バイク・自転車・人・動物・その他の人工物等が出現することも。
運転中は、予期しない事にも対応できるように常に警戒心を高めて、今日も安全運転でお出かけください!